中国語初心者が中国赴任までに中国語が少しでも話せた方が良い理由

イラスト、海外赴任で商談を成功させるビジネスマン その他
3ヶ月後に中国へ赴任が決まったんだけど、中国語を勉強しないといけないのか?でも、現地には通訳担当がいると聞いているけど、中国語を話せなくても良いと思うけど。。。
赴任前は引継ぎとかで忙しくなるから勉強するのは向こうに行ってからでも良いかな???

突然の驚きの内示で中国に赴任になる人もいます。

中国語を話せないまま赴任するのと、中国語を少しでも話せる状態で赴任するのとでは
現地での受け入れられ方や赴任後の仕事への影響が大きく違ってきます。

今回は、上記のような疑問に答えるために「中国へ赴任前に中国語を勉強しておいた方が良い」というテーマを取り上げます。

本記事の内容

中国赴任までに中国語が少しでも話せるようになる方が良い理由
赴任前の短期集中で中国語の勉強方法
中国語初心者が赴任前に学べるオススメの教材

この記事を書いている私は、中国語を学び、現地で十年ほど勤務していました。

私自身も「中国での勤務」を経験していますので、その経験をもとにして紹介していきます。

3分くらいで読める量なので、ぜひ読んでみてください。

中国赴任までに中国語が少しでも話せるようになる方が良い3つの理由

イラスト、好印象の声

まずは、中国へ赴任前に中国語を勉強をして、赴任前に中国語を少しでも
話せるようになっておいた方が良い理由です。

話せるようになっていることが、あなたの印象が素晴らしく良くなります。

  1. 中国語を現地で学ぼうとしても赴任後の勉強は難しい
  2. 自己紹介を中国語で行なうとインパクトが違う
  3. 中国語を少しでも話せることにより、現地スタッフとの距離感が縮まる

それでは一つ一つ紹介していきます。

中国語を現地で学ぼうとしても赴任後の勉強は難しい

「中国へ行ってから中国語を学べば良いや」と考えていても、いざ赴任してみると、
勉強する時間が取れないのと、勉強する気が起こらなくて勉強するのが難しいことがあります。

赴任後の初めの3ヶ月ほどは仕事での疲れや慣れない土地での生活疲れで、
勉強より休みたいと思うかもれません。

例えば、仕事だと覚えることが多く遅くまで残ったりしたり、
仕事が終わってからお客様との飲みがあったりします。

慣れない土地の生活は、慣れるまで気を張って生活することがあります。

そうなると、知らず知らずのうちに疲れてしまって、勉強することが難しくなってきます。

スタートダッシュでつまづくと、だいたい「まあ、いいか」と思って
勉強しなくなるものです。

もし、赴任前に中国語を勉強することに慣れていると、勉強を継続しようと思うものです。

中国語を多少でも話せていると仕事では現地スタッフとコミュニケーションが図れ、
生活でも何かとサポートしてくれます。

中国語を話せないのより確実にスムーズに生活に慣れていきます。

自己紹介を中国語で行なうとインパクトが違う

赴任1日目にオフィスで自己紹介があり、第一印象が決まります。

そこで自己紹介を中国語で行なうと現地スタッフへのインパクトが全く違うものになり、
非常に好意的に見られます。

もし、外国人があなたの会社に来て、日本語で自己紹介を行なうとその人に対して
親近感がわきませんか。

それと一緒です。

実際、日本人で中国に赴任してくると、中国語を話せる人が非常に少ないです。

自己紹介を中国語で行なうとあなたへのインパクトが違うものになり、
現地スタッフはあなたに対して好意的になります。

中国語を少しでも話せることにより、現地スタッフとの距離感が縮まる

中国語を少しでも話せて、中国語で話そうとすることによって現地スタッフとの
距離感が縮まります。

「この人は中国語で話そうしている」「中国に慣れようとしている」とあなたへの印象が良くなり、
あなたに対する態度が好意的になります。

中国人は人につく傾向が強く、その人が信頼できるかどうかを注意深く見ています。

どんなに仕事ができても、信頼がないと意味がありません。

中国語を少しでも話せることでコミュニケーションも取れるようになり、
距離感が縮まります。

中国赴任前に中国語を少しでも話せるようになっていると、
中国赴任後の仕事や生活において非常に大きなアドバンテージになります。

「中国語が重要なのは分かったけど、仕事の引継ぎなどで時間が取れるか...」と
思うかもしれませんが、中国語の基礎を短期集中で勉強することはできます。

中国赴任前の短期集中で中国語の勉強方法

イラスト、勉強をする準備中

中国語では発音・声調と文法が大切ですので、これらを赴任前に短期集中で勉強をすることです。

勉強方法は2通りです。

  • オンラインレッスンを受ける
  • 独学で勉強する

オンラインレッスンを受講する

オンラインレッスンでは、家にいながらネイティブの講師から直接指導を受けれます。

中国語教室だと突然用事が入ったりして行けないことがありますが、オンラインでは
時間を変更するだけで受講できます。

通常の予約しての受講以外にも、突然予定がなくなり空き時間ができた時にも、
空いている講師を見つけて受講することができますので、時間を無駄にすることはありません。

出たくない飲み会もオンラインレッスンを口実に回避する手もあります。。。

会社によっては、会社が必要経費としてお金を出してくれますので、
会社に聞いてみるのも良いと思います。

オンラインレッスンの興味がある方はこちらの記事も参考にしてみてください。

 

オンラインレッスン以外にも独学があります。

独学で勉強する

独学で勉強する場合は、発音・声調と基礎をしっかり学べる教材を選ぶことが大切です。

教材を選んだら、「毎日〇時間は勉強する」と目標と計画を立て勉強すること、
通勤時間でも耳から入ってくるようにして、毎日中国語にふれるようにしたいです。

あと、独学では教材選びが非常に大切です。

教材選びに失敗すると上達せずに赴任することになってしまいます。

中国語初心者が赴任前に学べるオススメの教材3選

画像、教材

「発音」と「文法」の両方を学ぶことができる教材を3つ紹介します。

文法を学びながら教材に出てくるフレーズも一緒に覚えることで、
実践的な中国語が使えるようになります。

  • 新ゼロからスタートする中国語 文法編:発音から文法を学びたい方
  • 日本人のための中国語発音完全教本:発音をがっつり学びたい方
  • はじめよう中国語音読 初級編:文章を覚えながら発音を学びたい方

新ゼロからスタートする中国語 文法編

「発音」と「文法」の両方が学べる教材です

まず「発音」をみっちり学びます。

発音と一緒に声調やピンインも身につけていき、その後「文法」を学んでいきます。

文法は、基礎文法から段階的に進んでいきますので、頭を整理しながら覚えていくことが
できます。

発音と文法についてしっかりポイントをおさえた分かりやすい教材です。

CDも付いているので、リスニングも一緒にアップさせることができます。


 

日本人のための中国語発音完全教本

「発音」がメインの教材です。

発音で重要な口の動きや舌の位置が画像とイラストで分かりやすく解説されています。

画像とイラストでの説明だけだと分かりにくい点を動画を使用しての解説があります。

画像と動画があるので、自分でも鏡を見て合っているかどうか比較ができます。

CDがついていて、スマホへのダウンロードもできますので、移動中などでも
聞くことができます。


はじめよう中国語音読 初級編

文章を音読することで発音を鍛えながら、フレーズを覚えていきます。

フレーズも中国人がどのように文章を読んでいるかが解説され、
より実践的な会話になるように工夫がされています。

CDがついているのと、動画で発音方法の説明があるの特徴です。


他の教材も紹介していますので、ご興味がある方はこちらもどうぞ

まとめ

イラスト、まとめ
中国赴任の内示が出たら、赴任までに中国語を少しでも話せるようになっておくことを
オススメします。

中国語が少しでも話せると、現地スタッフのあなたへの印象が非常に良いものになり、
赴任後の仕事をするうえで有利になります。

中国語の勉強方法は2通りあります。

  • オンラインレッスン
  • 独学

いずれかの方法でぜひ勉強してください。

勉強することで中国赴任の滑り出しはうまくいきます。