中国語検定かHSK どっちが就職活動では有利に活用できるのか

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大学生 
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中国語検定とHSKのどちらを取得しておくと就職活動で役に立つんだろう? 両方とも受けるとお金がかかるから、できれば役に立つ方を選びたい。

このような疑問にお答えします。

何度も受けるとその分お金と時間もかかるので、どうせなら将来役に立つ資格に
絞りたいですよね。

本記事の内容

・中国語検定かHSK どっちが就職活動に有利か
・中国語検定・HSK 何級を取得すれば履歴書に書けるのか
・就職活動の書類選考後はどっちもスピーキングが重要
・中国語検定かHSK どっちが就職活動以外にも活用できるのか

 

この記事を書いている私はゼロから中国語を勉強して、今では中国語を使って仕事をしています。

今回の記事は就職活動について私の経験を含まれています。

3分ほどで読める記事ですので、ぜひ最後までお読みください。

中国語検定かHSK どっちが就職活動に有利か

どちらが有利が考えるイメージ画像

結論は、中国語検定とHSKの取得はどちらも就職活動に有利です。

ただし、それぞれ有利になる方面が違います。

 

中国語検定は、主に日本にある日系企業の就職活動の時に活用でき、
HSKは、中国語圏の日系企業、外資系企業の就職の活動の時に
活用することができます。

 

中国語検定は日本独自の試験で、日本人に知られているが、海外ではほとんど知られていません。

HSKは中国で作られた試験で、世界中で知られているが、日本では知らない人の方が多いでしょう。

 

「日本ではあまり知られてないけど、HSKは世界中に知られているならHSK一本でも
良いんじゃないの?」「企業の採用担当なら知ってるでしょ」と思う人もいるでしょう。

そう思うのもうなずけます。

現に私もそう思っていました。

しかし、実は日本の企業の採用担当で知らない人もいます。

面接の時に「HSKとは何か」の説明をしたことがありますし、HSKを知っていても
1級が1番高いと勘違いしている人も中には見られます。

採用担当者がしっかり把握していないというのも、どうなんだろう??と思いますが、
それが現実です。

 

中国語検定とHSKは就職活動ではどちらも有利ですが、
有利になる方面が違うので、どちらがあなたに有利か考えておきましょう。

中国語検定・HSK 何級を取得すれば履歴書に書けるのか

履歴書を用意する画像

結論は、中国語検定は3級から履歴書に書くことができ、
HSKは4級以上で書くことができますす。

両方とも中国語の基本的な文章の読み書きができて、日常会話ができるレベルです。

中検とHSKの対比の画像

 

 

 

 

【参考:中国語検定ホームページ】

 

中国語検定の公式ホームページには、3級は「自力で応用力を養いうる能力の保証(一般的事項のマスター)基本的な文章を読み,書くことができること。簡単な日常会話ができること。
(学習時間200~300時間。一般大学の第二外国語における第二年度履修程度。)
発音(ピンイン表記)及び単語の意味,常用語1,000~2,000による複文の日本語訳・中国語訳。」と記載されています。

>>いきなり中国語検定3級を受験して一発合格するために【3ヶ月で目指す】

 

HSKの公式ホームページには、4級は、「中国語を用いて広範囲の話題について会話ができ、
中国語を母国語とする相手と比較的流暢にコミュニケーションをとることができる。」と
記載されています。

 

転職活動を人より有利に進めたいなら、中国語検定とHSKも履歴書に書ける級の上を
取得しておくことをオススメします。

中国語検定だったら2級以上、HSKだったら5級以上です。

 

履歴書に書けるレベルの一つや二つ上の級を取得していると、転職活動では
かなり有利に進めることができます。

 

他に転職活動を有利に進めるための武器になるのがスピーキングです。

就職活動の書類選考後はどっちもスピーキングが重要

面接を受ける男性の画像

就職活動で書類選考後に必ず企業との面接があります。

面接では中国語の筆記試験もありますが、スピーキングができるかが重要な鍵になります。

 

私の場合は、面接の場で突然「履歴書の志望動機を中国語で話してください」と
言われてました。その後は中国語で会話がありました。

転職活動では資格に目がいきがちですが、スピーキングも注視が必要です。

 

基本的に企業は中国語を話せる人を欲しがっているからです。

企業が中国語を必要としているということは、中国語が必要な業務があります。

翻訳はもちろんのこと、通訳をする場面も出てくると想定しておいた方が良いでしょう。

「読み書きはできるけど、話す聞くは難しい」という人は、筆記試験の勉強をするのと
一緒に話すことと聞くことができるようにしておくことをオススメします。

 

志望動機に『中国語で会話ができます』と記載されていれば、非常に強いアピールになります。

資格は書類選考を通過するための鍵で、スピーキングは面接を通過するための鍵になるので、
スピーキングのレベルも上げましょう。

中国語検定かHSK 就職活動以外にも活用できるのか?

どちらが有利か考える女性の画像

中国語検定は特に利用する場面はありませんが、HSKは中国の大学(本科生)で学びたいと
思った時に活用できます。

本科生として中国の大学に留学する時には、HSKの成績を提出する必要があります。

基本、文系の大学ではHSK5級が必要で、理系の大学では4級が必要です。

もし、将来留学するかもと思っているならHSKを取得しておくと良いと思います。

あとHSKは海外での就職の時に活用できるのが強みでしょう。

まとめ

どちらが有利か迷うイメージ画像

中国語検定は3級を取得、HSKは4級を取得していると履歴書に書くことができます。

 

しかし、中国語検定とHSKの活用できる方面は以下のように違います。

中国語検定:日本にある日系企業
HSK:中国語圏の日系企業、外資系企業

 

そのため、どちらがあなたにとって必要かを考えて資格の取得に挑戦しましょう。

履歴書の書類選考を通過した後の面接では中国語のスピーキングのチェックが
あるはずなので、スピーキング力のアップもしておきましょう。