中国語検定4級をもっているけど、履歴書に書いたら就職活動を有利に進めることができるかな?
このような疑問にお答えします。
✔本記事の内容
- 【事実】中国語検定4級を履歴書に書いても有利にならない
- 履歴書で中国語検定4級を活用してアピールする2つの方法
- 中国語検定4級でもスピーキングができれば有利になる
この記事を書いている私は中国語をゼロから学んで、今は中国語を使って働いています。
前職では転職エージェントで勤務していましたので、その時に求職者に履歴書の書き方の
アドバイスをしていました。
ちなみに今は人事をしています。
今回は就職活動に関わる話を経験をもとにしています。
中国語検定4級を履歴書に書いても有利にならない
事実、中国語検定4級を履歴書に書いても、転職活動を特に有利に
進めることはできません。
就職市場では中国語検定4級はあまり重要視されていなくて、
一般的には中国語検定3級から履歴書に書きます。
企業の採用担当者は、中国語検定3級があれば仕事で使えるかもと
考えていて、4級は趣味のレベルだと考えています。
もし中国語が使える人材を採用したいと考えている企業は中国語検定4級だと
まずは書類選考の通過は難しいでしょう。
ただ「せっかく中国語検定4級を取得したから履歴書に書いてアピールしたい」と
思う人もいるはずです。
取得した資格は書いて、就職活動を有利に進めることができた方が良いですよね。
履歴書の書き方を工夫すれば、中国語検定4級をきっかけにして
あなたをアピールすることができます。
履歴書で中国語検定4級を活用してアピールする2つの方法
中国語検定4級を履歴書に書いたとしても有利にならないと言いましたが、
中国語検定4級を使ってアピールすることはできます。
2つのアピール方法
- 目標をもったら成功するまで努力できることをアピール
- 4級を取得した後も勉強は続けていることをアピール
この2つを自己PRに記載することで、中国語検定4級からあなたは成長できる人だと
アピールできます。
企業は『成長したい』と行動できる人、努力できる人を評価するからです。
それでは一つ一つ見ていきます。
目標をもったら成功するまで努力できることをアピール
あなたが、目標をもったら計画を立てて成功するまで努力できる人であることを
アピールしましょう。
すべての企業はそれぞれ目標があり、目標を達成するために日々活動をしています。
入社すると上司から『PDCAを回せ』『PDCAを回せ』を何度も言われるでしょう。
会社はPDCAを重要視しているのです。
そこで、あなたは中国語検定4級を取得するまでにPDCAを回したことを
アピールすることです。
ちなみにPDCAとは、以下です。
P:Plan (計画)
D:Do (実行)
C:Check (確認)
A:Action (改善)
たとえばアピール文を簡単に書くとこんな感じです。
「〇月の中国語検定4級試験を目標に、1日に〇時間の勉強を〇ヶ月続けたところ
合格できました。」
具体的でストーリー性があるので、採用担当者はあなたを想像しやすくなります。
そして、新しいことに挑戦できるも一緒にアピールすればOKです。
中国語検定4級を取得した後も勉強は続けていることをアピール
中国語検定4級を取得した後も勉強は続けていることでアピールすることも
できます。
資格を取得しても努力を続けられる人だと印象をもってもらえるでしょう。
努力を続けられる人は成長できる人だと思われ、印象が良くなります。
多くの人は資格を取得したら、資格取得を満足して勉強をやめてしまいます。
「中国語検定4級取ったら勉強してないんだけど。。。」という人も
いると思います。
ちょっとせこいかもしれませんが、そういう人は今から勉強を再開しましょう。
中国語検定4級でもスピーキングができれば有利になる
中国語検定4級でも中国語の会話ができるということであれば、
かなり有利になります。
中国語検定3級、中国語検定2級を取得しても、中国語を話せない人はいます。
たとえば、TOEICで高得点を取っても英語を話せない人が多いように、
中国語検定3級や2級を取得していても中国語を話せない人は多いのです。
企業は中国語を使える人を採用したいと考えているけど、中国語を話せる人を
特に重要視しています。
中国語を話せる人だと活躍できる場が多いからです。
0から読み書きができるようになるより、0から会話ができるようになる方が
難しいことを企業は理解しています。
実際、試験会場が家から遠くて参加しなかったけど、中国語が話せるから
採用になった人は私の周りにいました。
「そう簡単には中国語で会話ができないよ」と思うかもしれません。
だからチャンスです。
多くの人もそう思って何もしませんが、今からでも始めればあなたは他の人の前に
進むことができるでしょう。
中国語検定4級だから企業側はあまり期待していなかったけど、
蓋を開けてみたら中国語が話せるので期待値を超えることになります。
中国語検定4級でも、スピーキングを強化することにより就職活動を有利に
進めることもできます。
まとめ
一般的に中国語検定4級は履歴書には書きません。
なぜなら4級は趣味のレベルで、仕事には使うことができないと思われているためです。
しかし、工夫すれば中国語検定4級でも履歴書に書いてアピールすることが出来ます。
方法は2つです。
- 目標をもったら成功するまで努力できることをアピール
- 4級を取得した後も勉強は続けていることをアピール
また、4級だったとしても中国語のスピーキングができれば就職活動がうまく進む
可能性があります。
なぜなら中国語検定2級や3級を取得していても話すことができない人が多いからです。
中国語のスピーキングを練習すれば、中国語検定4級でも履歴書でアピールすることで
就職活動はうまくいくでしょう。
スピーキングを強化するにはアウトプットをどれだけするかがポイントです。
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