
中国語検定準4級って、どのくらいのレベルなの?
中国語を始めたばかりだけど、どのくらい勉強すれば合格できるんだろう? 試験対策と言われても、何から手をつければいいか分からない…
こんなお悩みを解決します。
中国語検定準4級は、これからの中国語学習の土台を固めるための大切な試験です。
むずかしいテクニックよりも、まずは「正しい発音(ピンイン)」と「基礎」を理解したうえで、正しい順番で一歩ずつ進むことが合格への一番の近道になります。
記事前半では中国語検定準4級のレベル感、合格率、必要な勉強時間、リスニングパートと筆記パートの出題内容を、記事後半では初心者の方にこそ使ってほしいオススメ教材を紹介しています。
「初めて検定に挑戦するから不安」「今の実力が身についているか確認したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください!!


中国語検定準4級のレベルは?


中国語検定準4級は、中国語の学習を始めたばかりの人が最初の一歩として挑戦するのに最適な試験です。
どの程度の知識が求められるのか、そして取得することにどのようなメリットがあるのかを詳しく解説します。
具体的な内容は以下の通りです。
① 準4級は中国語の「最初の1歩」を確認するレベル
準4級は、中国語の「基礎の基礎」が身についているかを測る入門レベルの試験だといえます。
一般的に、大学の第2外国語として中国語を学び始めてから、最初の半年ほどで習う内容が範囲となっているからです。
具体的には、基本的な挨拶や数字の数え方、そして最も重要な発音の仕組みである「ピンイン」の理解が中心となります。
中国語という新しい世界の入り口に立っていることを実感できる、非常にハードルの低い級といえるでしょう。
② 準4級レベルでできる会話、読解の目安
中国語検定準4級は、あいさつやごく簡単なコミュニケーションができるレベルです。
基本的な定型文や、身の回りの単語を約500語ほど習得している状態だからです。
たとえば、自分の名前や出身地を紹介したり、「いくらですか?」と値段を尋ねたりする短いやり取りができるようになります。
読解についても、短いフレーズであればピンインを手がかりに意味を理解できるようになるでしょう。
③ 準4級を受ける価値:成功体験が自信になる
準4級を受ける最大のメリットは、学習の初期段階で確かな手応えを得られることです。
中国語の土台となる「ピンイン」の仕組みや、基本単語をムリなく整理して身につけるきっかけになるからです。
実際に「合格」という形ある結果を手にすることで、その後の学習に対するモチベーションが劇的に高まりますよ。
中国語検定準4級の概要


中国語検定準4級を受験するにあたって、知っておくべき試験の基本情報をまとめました。
4級との違いや合格率、必要な学習時間の目安を確認して、具体的な計画を立てる参考にしてください。
具体的な内容は以下の通りです。
①中国語検定準4級と4級の違い
準4級は、4級(初級レベル)へ進むための準備段階としての役割が強い試験です。
4級で求められる語彙数が約1,000語であるのに対し、準4級はその半分の約500語で設定されています。
4級では少し複雑な文法も出てきますが、準4級はあくまで発音や基本的な語順の理解に重きを置いているのが特徴です。
②中国語検定準4級の試験概要(時間・形式・受験料)
中国語検定準4級は、リスニング+筆記の2科目 で構成され、合計105分で実施されます。
| 試験日 | 3月・6月・11月の第4日曜日(年3回実施) |
| 出題形式 | リスニング・筆記 |
| 試験時間 | 65分 |
| 配点 | 100点 |
| 出題内容 | ・基礎単語約500,日常あいさつ語約80から ・単語・語句の発音,数を含む表現,日常生活における基本的な問答及びあいさつ表現の聞き取り ・単語・語句のピンイン表記 ・基礎的な文法事項及び単文の組み立て ・簡体字の書き取り 引用:日本中国語検定協会 出題内容 |
| 受験料 | 3,800円(税込) |
③合格点と合格率データ
中国語検定準4級は、非常に高い確率で合格を狙える安心感のある試験ですよ。
直近10回の合格率を見ると、多くの回で70%台を維持しており、基礎を疎かにしなければ着実に合格ラインへ到達できるためです。
| 回数 | 合格率 |
| 第116回 | 72.1% |
| 第115回 | 72.7% |
| 第114回 | 81.8% |
| 第113回 | 69.4% |
| 第112回 | 70.3% |
| 第111回 | 73.1% |
| 第110回 | 66.5% |
| 第109回 | 70.3% |
| 第108回 | 80.5% |
| 第107回 | 66.1% |
合格ラインは通常、リスニングと筆記を合わせて60点以上となっており、どちらかが極端に低くなければ合格できます。
落とすための試験ではなく、基礎の定着を後押しするための試験なので、リラックスして挑みましょう。
④合格までに必要な勉強時間の目安
準4級合格に必要な学習時間は、およそ30時間から60時間が目安となります。
覚えるべき単語数が500語程度と少なく、文法も複雑なものは含まれていないためです。
毎日1時間の学習を確保できれば、約1ヶ月から2ヶ月の準備期間で十分に合格圏内に到達できます。



短期間で成果が出るボリューム感なので、学習を始めたばかりの社会人や学生でも無理なく取り組めますよ。
準4級の試験内容と出題傾向


準4級の試験では、具体的にどのような問題が出題されるのか、その傾向を把握しておきましょう。
「どこで点数を稼ぐべきか」を知ることで、効率的な対策が可能になります。
具体的な内容は以下の通りです。
① リスニングパート:ピンインの聞き取りと基本語彙の習得
準4級のリスニングパートは、正確なピンインの聞き分けと、基礎的な単語の理解度を測る構成となっています。
ピンインや声調を判別する基礎問題に加え、場面に応じた適切な挨拶を選択する設問が主です。
たとえば、ピンインだと「cǔ」と「zǐ」のような似た音の区別や、流れた単語の意味を音声から瞬時に判断する形式がよく出題されます。
正しい音と意味をセットで捉える練習を積むことが、そのまま着実なスコアアップに結びつくでしょう。
以下は過去問(116回)の一部です。
② 筆記パート:基礎文法と語順
筆記パートでは、正しいピンインの選択から文法の基礎、さらに簡単な漢字の書き取りまで幅広く試されるのが特徴。
中国語は単語の配置で意味が決まる「語順」が重要であることに加え、入門段階では量詞や助動詞などの基本ルールを正確に理解しているかが重要視されるためです。
具体的には、ピンイン選びや「把」などの量詞、助動詞の使い分け、さらには「時間を書く」「新聞を読まない」といった基本フレーズの並べ替えや簡体字の書き取りが出題されますよ。
難しい構文は出題されないので、テキストの例文を音読しながら、基本的な語順や単語の形を形ごと体に染み込ませるのがベストでしょう。
以下は過去問(116回)です。
問題:
日本語の意味になるように空欄を埋めるとき,最も適当なものを,①~④の中
から 1 つ選びなさい。
この傘はあなたのですか。
这( )伞是你的吗?
選択肢:
- 块
- 把
- 张
- 支
過去問題を見返そう
日本中国語検定協会の公式サイトでは、過去問題と解答が公開されています。



出題の傾向や難易度をつかむには、まず過去問をチェックするのが一番の近道ですよ!!
中国語検定準4級に効率よく合格するための勉強法


ここでは、準4級に最短距離で合格するためのコツを紹介します。
闇雲に勉強するのではなく、出題されるポイントを絞って対策することで、学習効率は格段に上がりますよ。
① 「ピンインと声調」を最優先で固める
準4級合格への最短ルートは、ピンインと声調を完璧にマスターすることです。
試験全体の約半分が発音表記に関連する問題で構成されており、ここを確実に得点できるかどうかが合否のカギを握るため。
実際に難しい単語を「書く」以上に、正しいピンインを知っていることが、リスニング・筆記すべての設問において強固な土台となります。
まずは単語の意味を暗記する前に、まずは発音のルールを徹底的に体に覚え込ませることからスタートするのが最も効率的ですよ。
② 過去問で「出題パターン」に慣れる
過去の試験問題を繰り返し解くことは、得点力を上げるための非常に強力な手段です。
準4級は出題形式が決まっており、パターンに慣れるだけで解答スピードと正確性が上がるからです。
実際に過去問を解いてみると、自分がピンインの聞き分けが苦手なのか、並び替えが苦手なのかが明確になります。
早い段階で本番と同じ形式に触れておくことが、苦手分野を効率よくつぶすための秘訣ですね。
③ 基本の単語500語を「音」と一緒に覚える
単語を暗記するときは、目だけでなく耳もフル活用してくださいね。
準4級のリスニングでは、正しい「音」を把握していないと、意味を知っているはずの単語さえ聞き取れなくなってしまうためです。
具体的には、参考書の音声やアプリを必ず確認し、自分でも真似して発音(シャドーイング)しながら覚えるのが最も効果的ですね。
文字と音を結びつけて覚えることで、筆記とリスニングの対策が同時に完了し、学習効率が2倍に跳ね上がりますよ。
④ 毎日5分のリスニングを習慣にする
中国語の音に耳を慣らすために、毎日少しでもいいので音声を聞く時間を設けましょう。
毎日継続して聞くことで、中国語特有のリズムに耳が慣れ、少しずつ言葉が聞き取れるようになっていくためですね。
たとえば通勤や通学中の5分間だけ、テキストの音声をシャッフル再生して聞き流すだけでも十分な効果がありますよ。
まとまった時間が取れなくても、スキマ時間を活用して耳を「中国語モード」に作っていくことが、合格を引き寄せる最大の秘訣ですよ。
受験者に人気のおすすめ教材3選


準4級対策に適した、多くの受験生に支持されている定番の教材を紹介します。
自分の学習スタイルに合った一冊を見つけることが、合格への第一歩です。
① 改訂版 キクタン中国語【入門編】準4級レベル
単語学習の最初の一冊として最もおすすめなのが、改訂版 キクタン中国語【入門編】準4級レベル。
リズムに合わせて単語を聞く機能が、記憶への定着を驚くほど助けてくれるからです。
中国語検定準4級に必要な語彙がまとまっていて、1日16語ずつなどのペース配分もしやすいため、独学でも挫折しにくい作りになっています。
音声学習をメインに据えたい方にとっては、これ以上ない強力な味方になってくれるでしょう。
② 絶対合格!中国語検定4級・準4級頻出問題集
解説の丁寧さを最優先で選びたい方には、絶対合格!中国語検定4級・準4級頻出問題集がオススメです。
初心者が間違いやすいポイントを「なぜそうなるのか」まで深く掘り下げて解説しているため、独学特有の不安をしっかり解消してくれます。
準4級だけでなく4級の範囲もカバーされており、合格後もそのまま上の級を目指せる「長く付き合える一冊」となっていますよ。
ただ問題を解くだけでなく、解き方のコツをじっくり学びたい方にぴったりの対策本といえるでしょう。
③中国語検定準4級試験問題集(公式)
本番直前の仕上げには、主催団体が出している公式問題集が欠かせません。
実際に出題された過去の問題が収録されており、難易度や時間配分を最も正確に把握できるからです。
本番さながらに時間を測って解くことで、自分の現在の実力を客観的にチェックすることができます。
他の参考書で基礎を固めたあと、この一冊を完璧に仕上げることで合格はほぼ確実なものになりますよ。
独学で合格するコツとスケジュール


独学で着実に合格を手にするための具体的な計画案を紹介します。
時間を効率的に使い、モチベーションを維持しながら進めるためのヒントをまとめました。
① 短期集中(1ヶ月)の学習メニュー案
1ヶ月で合格を目指すなら、前半でインプット、後半でアウトプットに集中するスケジュールが理想。
最初に基礎を固め、後半で試験形式に慣れることで、記憶が新鮮な状態で本番に臨めるからです。
1週目から2週目は発音と基本単語の習得、3週目から4週目は過去問を解きまくり、間違えた箇所を復習しましょう。
期限を決めて一気に駆け抜けることで、中だるみせずに高いモチベーションを維持できますよ。
② 社会人・学生別の時間確保のヒント
忙しい生活の中でも、学習スタイルを工夫すれば合格に必要な時間は必ず捻出できます。
準4級は1回あたりの学習負荷が小さいため、細切れの時間でも十分に成果が出るからです。
社会人は移動中の耳学習、学生は自習時間の冒頭15分を充てるなど、「いつやるか」をルーチン化するのがコツです。
まとまった時間が取れないことを嘆くより、日常の隙間に中国語を滑り込ませる習慣を作ることが大切ですね。
合格者の体験談


実際に準4級に合格した方々のリアルな声を集めました。
苦労した点や、合格後に得られた変化を知ることで、これからの学習のイメージをより具体的に膨らませてみてください。
① 苦労したポイントと克服法
合格者の多くが最初に苦労するのは、「声調の聞き分け」のようです。
日本語にはない音の上げ下げが、最初は全て同じように聞こえてしまうからですね。
実際に合格した人は、音声を何度も聞きながら自分でも発音することで、少しずつ声調の違いを克服しています。



初めは分からなくても焦る必要はありませんよ。
繰り返し耳に入れることで、必ずある日突然「分かる」瞬間がやってきますよ。
② 合格して感じた「基礎の重要性」
準4級をクリアした人は、ほとんど人が「基礎をやっておいて良かった」と話しています。
ここでピンインをおろそかにしなかったことで、その後の単語暗記が非常に楽になったと実感しているからです。
合格という結果が自信になり、中国語のニュースやSNSを覗いてみる勇気が出たという声も多く聞かれます。
準4級は単なる資格ではなく、中国語を一生の趣味や武器にするための「最強の土台」になったということですね。
合格後のステップアップ
準4級に合格したあとは、さらに上のステージを目指しましょう。
この級で培った基礎力は、今後の学習スピードを劇的に加速させてくれます。
① 次は「中検4級」または「中検3級」へ
合格後の次の目標として、ぜひ次なるステージへのステップアップを目指しましょう!
準4級のために勉強した基礎は、次の級でもそのまま土台となり、知識が新鮮なうちに継続するのが最も効率的だからですね。
堅実に進みたい方は、出題範囲が重なっていて知識を活かしやすい「4級」が最適です。
4級を目指す人は、以下の記事を参考にしてください。


一気に実用レベルの入り口に立ちたい人は、思い切って「3級」を視野に入れるのも一つの手ですよ。


自分に合った目標を再設定することで、立ち止まることなく着実に中国語力を伸ばしていけますよ。
② 準4級の土台があれば学習スピードが2倍になる
準4級で学んだことは、今後全ての級においてあなたの強力な武器になりますよ。
ピンインという中国語の「読み書きの地図」を手に入れた状態なので、新しい単語を覚えるスピードが上がるからです。
実際に土台がないまま上位級に挑む人と比べて、準4級を丁寧に通った人は、つまずく回数が圧倒的に少なくなります。



遠回りに見えても、ここで固めた基礎があるからこそ、後の学習が驚くほどスムーズに進むことを実感できるはずです。
まとめ:準4級に合格して勉強が身についていることを確認しよう!
中国語検定準4級への挑戦は、あなたの中国語学習が正しい方向に向かっているかを確かめる最高のチャンスです。
合格という客観的な評価を得ることで、「自分はできる」という確信を持って次へ進めるからです。
もし迷っているなら、まずは公式の過去問を一回分だけパラパラと眺めてみてください。
自分が意外と解けることに驚き、学習へのやる気がさらに湧いてくるはずですよ。さあ、今すぐ第一歩を踏み出しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
この記事があなたのお役に立っていましたら大変うれしいです!



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