社会人になってからも中国語は独学で習得できる?【習得できます】

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困る男性
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会社から中国語を勉強するように言われて困ってる。。。忙しいから家で勉強したいんだけど、中国語って独学できるの? 今まで10年間、学校で何年も英語を勉強したけど話すことができないから語学の才能がないんじゃないのか。。本当にできるようになるのか。。。

このような疑問にお答えします。

会社から突然「中国語を学んでほしい」と言われて困る人がいます。

会社命令だから聞かないと評価に関わるので、困って当然ですよね。

今回はそのような悩みを持っている人のために
「社会人になってからでも独学で中国語を取得できる」という記事です。

本記事の内容

  • 社会人になってからも中国語は独学で習得できる
  • 社会人の中国語の独学は学生の英語の勉強と違うことを理解する
  • 社会人で中国語の独学を始める前にしておくべきこと
  • 社会人の中国語独学ための効率的な手順

この記事を書いている私は、中国語をゼロから学んで、今では中国語を
使って仕事をしています。

3分ほどで読めますので、読んだ後あなたの悩みが解決していれば、と
思います。

社会人になってからも中国語は独学で習得できる?

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結論は社会人になってからも中国語を独学して習得することはできます。

語学は「どこで勉強するか」のではなく「どのように勉強するか」が重要です。

日本で独学して中国語を習得した人は私の周囲にもいて、仕事で使っている人もいます。

海外に出張に行くと日本語を話せる外人と話す機会があります。

ものすごく流暢に日本語を話しますが、日本に留学せずに自国で勉強しただけです。

反対に中国に2年間留学したけど中国語をまったく話せない日本人に会ったことがあります。

語学は「どこで」よりも「どのように」勉強するかが本当に重要です。

「私は学校で英語を何年も勉強したけど全然話すことができない。話すことが出来る人は
語学の才能があったんじゃないの?」と思われる人もいると思います。

そう思うことも理解できますが、決してそういうことではありません。

事実私も中国語を勉強し始めの頃は「語学の才能がないのでは。。。」と思っていましたが、
コツコツと勉強するうちに話せるようになっていきました。

社会人になってからも中国語を独学で習得できるようになるので、心配はいりません。

社会人の中国語の独学は学生の語学勉強と違うことを理解する

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社会人になってからの独学は、まず学生時の勉強方法と違うことを2つ理解しておくと良いです。

2つの違いを理解しておくことで勉強への考え方や取り組み方が変わってきます。

  1. 学生は試験のための勉強、社会人はビジネスのための勉強
  2. 学生の時より勉強時間が限られる

それでは一つ一つ解説していきます。

1. 学校は試験のための勉強、社会人はビジネスのための勉強

学校の時の勉強は主に「試験」のためで、社会人になってからの勉強は主に「ビジネス」で
使うためです。

学校の語学勉強は試験通過を目的にしているので、「読み書き」をできるようになることを
中心にしています。

一方で社会人の語学勉強は「ビジネスで使える」ことが目的になりますので、
「読み書き」は必要ですが、それ以上に「会話できる」ことが中心になってきます。

たとえば、学校では「試験でこの単語が出そうだ」「この文法が試験で出そうだ」と勉強します。

社会人は「ビジネスで使う単語」や「専門用語」を話すために勉強をしていきます。

海外出張や海外からの訪問者がある時に使う、あるいは駐在員になるためという前提が
あるからです。

学生と社会人になってからの語学勉強は、使う目的が違うので勉強法も違います。

2. 学生の時より勉強時間が限られる

社会人になると学生の時より勉強できる時間が限られます。

突然残業をすることになったり、突然上司や同僚に飲みに誘われるなど、予想外のことが起こり、
計画が崩れることがしばしばです。

自分でコントロールできる時間が少なくなるため、勉強できる時間が少なくなります。

社会人になってからの語学勉強は、いかに自分のために時間を作り出すことができるか、
隙間時間をいかに有効に使うかが非常に重要になってきます。

あと短いスパンではないにしろ、「いついつまでに」と時間が限られることもありますので、
「気長に覚えれば良いや」ということはありません。

社会人で中国語の独学を始める前にしておくべき2つのこと

画像、社会人で中国語の独学を始める前にしておくべき2つのポイント

中国語の独学を始める前にしておくと良いことを2つ紹介します。

この2つをしておくことで失敗を避けることできます。

  • あなたのための目標を立てる
  • 目標を達成するための計画を立てる

それでは一つ一つ解説していきます。

あなたのための目標を立てる

会社が設定した目標ではありません。あなた自身のための目標を立てましょう。

会社から命令された中国語の勉強だと強制的にやらされているので、
「なんでこんなことをしないといけないのか?」「面倒くさい」とか
ネガティブな感情がどうしてもが出てきます。

ネガティブな感情で勉強をしてみても集中できなかったり、
できない言い訳を相手に求めてしまいます。

それを避けるために会社の目標を考えつつも、あなた自身の目標を立てることで、
前向きに中国語の勉強ができるようになります。

たとえば、「半年後には通訳無しで仕事の話ができるようになる」
「1年後には駐在員として活躍できるようにする」
「大きな仕事ができるようになって給与アップを目指す」など、色々あります。

「そんなにいきなり目標を立てれないよ」という人もいると思います。

そういう時は先ずは勉強を始めてみて、後からあなたにとって「どうなったら良いか」を
考えてみるのも良いでしょう。

あなたが中国語を話せるようになることで、中国語を話せなかった時よりも確実に
選択肢が広がります。

あなたにとって良い将来を考えて目標を立てましょう。

目標を達成するための計画を立てる

あなたにとっての目標を立てたら、目標を実現するために計画を立てることが大切です。

計画も目標から逆算して、1ヶ月先、1週間先、1日とポイントポイントで成果が
分かる計画を立てることをオススメします。

細かく計画を立てないと、「今あなたがどこにいて」「目標からどのくらい距離があるのか」が
分からなくなって迷子になってしまいます。

たとえば、目標を「半年後には通訳無しで仕事の話ができるようになる」とした場合、
今から半年後だと時間が結構あるのでダラダラすることが考えられます。

「ゼロから通訳無しで話せるようにする」と非常に難しいと思うかもしれませんが、
ゼロから通訳無しの間に、成果が見えるものを設定しておけば、クリアするごとに
成功体験が味わえ、前に進んでいる実感がわいてきます。

そうすることであなた自身「できるんだ!」と思うようになり、
より一層前向きに勉強ができるようになりますので、計画を細かく立てましょう。

社会人の中国語独学ための効率的な手順【オススメの方法】

画像、勉強の手順

社会人が効率的に中国語を独学で進めるための方法を紹介します。

  1. 発音をマスターする
  2. 文法を理解する
  3. 例文を覚える
  4. 必要とする単語を覚える

それでは一つ一つ解説していきます。

発音をマスターする

中国語の勉強は発音をマスターするところから始まります。
しっかり練習すれば早くて1週間ほど、遅い人でも3週間から1ヶ月でマスターできます。

ここを怠ると中国語を決して話すことはできません。

中国語には「ピンイン」と呼ばれる発音記号があり、発音をマスターするために
「ピンイン」の読み方を覚えます。

「ピンイン」の読み方を何となくで良いので覚えたら教材の発音を聞いて練習をしていきます。

発音の練習をすることで、発音をマスターしながらピンインを覚えることができます。

教材の発音を聞いているので「聞く力」もついてきます。

発音を録音することで、あなたの発音が出てきているかどうか確認してみてください。
>>中国語初心者におすすめの発音テキスト3選【ネイティブの発音に近づく】

もしあなたが「発音は重要なのでみっちり鍛えたい」「誰かにあなたの発音を見てもらいたい」
「発音にあまり時間をかけたくない」と思う場合は、オンラインレッスンを受けるのも
良いでしょう。

ネイティブの先生があなたの発音をしっかり見てくれますし、仕事が忙しくても
あなたの都合の良い時間を決めて自宅で受講することができます。

無料体験できるオンラインレッスンもあるので、一度覗いてみても良いと思います。
>>中国語初心者にオススメのオンラインレッスン【無料体験あり】

発音ができるようになったら、次は文法を理解しましょう。

文法を理解する

発音も重要ですが、文法も重要です。

中国語の文法は日本語の文法と違うので、しっかり理解しておくことが
後々の効率的な勉強に繋がっていきます。

文法はコミュニケーションを取るうえでの受け皿です。

受け皿に乗せるものを変えていくことによって、相手にあなたの意思を伝えることが
できるようになっていきます。

文法を理解することで「話す力」「書く力」「読む力」がついていきますので、
文法を理解することは非常に重要なことです。

例文を覚える

文法を理解する時に、文法の紹介をしている例文や付随してくる文法も一緒に覚えると
非常に楽です。

例文を覚えるとそのまま使うことができるからです。

初めのうちは単語を組み合わせて文章を作って話すことは難しいですが、
例文だとそのまま使うことができます。

楽できるところは楽をした方が効率的です。

ここで重要なのは「プライドを捨てる」ことです。

「プライドを捨てるってどういうこと?」と疑問に感じる人もいると思います。

実はプライドが高い人は、例文をそのまま使おうとしません。

そのまま使うことが恥ずかしいのか、そのまま使うことを良しとしないのか、
理由は様々ですが、例文をそのまま使うことをせずに成長が遅れる原因にもなっています。

中国語が早く話せるようになる人の1つの共通点は「例文を覚えて、そのまま使える人」ですので、
例文をそのまま覚えてしまいましょう。

例文を覚えたら、必要な単語を覚えていきます。

必要とする単語を覚える

あなたが必要とする単語をどんどん覚えていきます。

理解した文法や覚えた例文に覚えた単語を入れ込むことで、コミュニケーションできる
範囲が広がっていきます。

文法は同じでも入れる単語が違っていれば意味が違います。

本当に単語を置き換えるだけです。

覚える単語が増えた分だけ、範囲が広がっていきますので、どんどん単語を覚えていきましょう。

これで中国語の会話ができるようになっていきますし、読み書きもできるようになっていきます。

まとめ

画像、勉強をすることで未来が開ける

今回は会社に「中国語を学ぶように」に言われた人のための独学の方法や
考え方を紹介しました。

会社から言われて強制的にする勉強だと、本当に嫌々の勉強になってしまいますので、
あなたのための目標をもち、目標を達成するための計画を立てましょう。

中国語独学のオススメの手順は以下の通りです。

  1. 発音をマスターする
  2. 文法を理解する
  3. 例文を覚える
  4. 必要とする単語を覚える

語学は才能ではなく、正しい方法でコツコツと勉強することで必ずできるようになりますので、
頑張ってください!!

中国語をどの教材を使えば良いか分からない人は以下も参考にしてみてください。

発音の上達のための教材
>>中国語初心者におすすめの発音テキスト3選【ネイティブの発音に近づく】

少し値段が高いけど1冊で総合的に勉強したい場合
>>中国語初心者が独学で失敗せずに早く上達できる中国語教材3選

独学で役立つアプリ【無料あり】
>>中国語の基礎勉強にオススメのアプリ17選【無料あり】