中国語検定4級をもってないけど、いきなり3級に挑戦しても大丈夫かな? 中国語検定の試験は初めてだから対策とかあれば教えて欲しい。。。
このような疑問にお答えします。
✔本記事の内容
- いきなり中国語検定3級を受験して一発合格するために【3ヶ月で目指す】
- 勉強前に中国語検定3級と自分のレベルをの差を知っておく
- いきなり中国語検定3級の挑戦する人のための対策法
- 中国語検定3級の試験の日程
結論としては、いきなり中国語検定3級を受験することは特に問題ないです。
しかし、中国語検定3級を受けるための勉強が必要になりますので、
今回は対策についての記事です。
3分ほどで読める記事ですので、ぜひ最後までお読みください。
いきなり中国語検定3級を受験して一発合格するために【3ヶ月で目指す】
中国語検定4級を持っていない人が、いきなり中国語検定3級に挑戦して
一発合格することもできます。
ただし、やみくもに勉強をするのではなく、試験対策しつつ効率良く勉強すれば
3ヶ月で合格することは可能です。
実際に多くの人は中国語検定4級を受けずに3級から挑戦していますし、
合格する人もいます。
日本中国語検定協会の公式ホームページで合格率を確認すると、
直近は40%を超えている回が多く、50%を超えている回もあります。
多くの人が受ける理由の一つして中国語検定3級を取得すれば履歴書に書けるため、
就職活動で活用することができます。
もう一つの理由は、中国語検定3級は初心者レベルから脱するレベルなので、
初心者レベルを脱したかな、と腕試しする人が受験するためです。
中国語検定4級を持っていなくても中国語検定3級の対策をした勉強を
3ヶ月すれば合格できますので、ぜひ挑戦してみてください。
勉強前に中国語検定3級と自分のレベルを差を知っておく
試験勉強を始める前に中国語検定3級の難易度とあなたのレベルに差が
どれくらいあるかを知っておくことが大切です。
差を知っておくことで試験勉強の計画を立てることができます。
日本中国語検定協会の公式ホームページには、中国語検定3級の基準として
以下のように記載されています。
- 自力で応用力を養いうる能力の保証(一般的事項のマスター)
- 基本的な文章を読み、書くことができること
- 簡単な日常会話ができること
- 学習時間:200~300時間
- 発音(ピンイン表記)及び単語の意味
- 常用語1,000~2,000による複文の日本語訳・中国語
上記の基準と過去問を見ると、3級に合格するには以下のことが必要です。
- ピンインを全て読める
- 漢字を見てピンインが分かり、声調が分かる
- 文法が分かり、文章が書ける(短い文章で良い)
- 中国語を聞き取れる
これらを重点的に勉強すれば問題なく合格するでしょう。
いきなり中国語検定3級の挑戦する人のための対策法
中国語検定3級は、リスニングパートと筆記パートに分かれています。
◆リスニングパート:選択式 100点 65点合格
◆筆記パート:選択式:記述式 100点 65点合格
パート毎に対策の勉強をしましょう。
リスニングパート
受験者の多くは筆記パートよりリスニングパートで苦戦します。
筆記部分の勉強に力を入れているのと、リスニング力を鍛えていないためです。
リスニングパートは2つのパートからなっています。
②:少し長めの文章(ただし1文1文は短い)
リスニングの試験ではどんな内容が話されているのかを気になる人は、
『過去のリスニング原稿』で確認することができます。
リスニングで使われている単語はそこまで難しくないので読めるかと思います。
しかし、試験では会話の内容を聞き取れて意味を理解することが重要です。
リスニング力を上げるためには、中国語を聞きまくることです。
これが一番です。
移動時間、勉強以外の隙間時間でも中国語を聞くようにすれば
徐々に耳が中国語に対して慣れてきます。
いきなり聞き取れるようになることはありません。
耳が慣れてくると聞き取れるようになります。
隙間時間とかでは難しいかもしれませんが、家ででリスニングをする時には
聞いた内容を書き出してみましょう。
書き出すことで聞き取れたかどうかを確認できるのと、聞いた内容を覚えているか
どうかも確認することができます。
何度も何度も聞いて、聞き取れて理解できるようになれば、リスニングパートは
問題ないでしょう。
筆記パート
筆記パートは過去問を多く解くことです。
多く問題を解くことで、どのような問題が出るのか、クセやパターンを
把握することが大事です。
また、多くの問題を解いていると、あなた自身の弱点が分かります。
いつも同じようなところで時間がかかったり、間違えたりするでしょう。
そのような箇所を除いていくことが合格に近づいていきます。
筆記パートは4つのパートからできています。
②:文法
③:日本語から中国語に変換
④:中国語の文章の理解
公式ホームページにある過去問です。
筆記パートでは3種の勉強が必要です。
②リーディングの強化と単語を覚える
③日本語を中国語に翻訳
この中で『③日本語を中国語に翻訳』が苦戦すると思いますので、
普段からアウトプットを多くすることが対策になります。
たとえば思い付いた日本語を中国語にしたり、日記を書いたりするなどです。
『①ピンイン・声調、文法の基礎部分』はリスニングの時にも勉強できるので
意識しながらすると時間を効率的に使えます。
リーディングは多くの中国語を読んで、中国語に慣れることです。
いかに早く読めるか、そして意味をしっかり理解できることがカギになりますが、
知らない単語があっても前後の意味で推測できるようになることも必要です。
「対策テキストを1冊紹介して」と聞かれたら、この1冊を紹介します。
中国語検定3級を合格するために作られたような1冊です。
過去問題からどのような問題が出やすいかを分析しているので、効率よく
勉強することができますし、内容や解説も分かりやすいのが印象です。
音声もついているのでリスニングもできますので、総合的に勉強できる1冊です。
もう少し問題を解いて練習したい人はこちらの1冊を活用するのもオススメです。
中国語検定3級の試験の日程
日程 | 3月、6月、11月の第4日曜日 午前 |
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場所 | 日本の各都市、中国・台湾・シンガポール |
受験料(税込み) | インターネット申し込み:5,000円 郵送申し込み:5,200円 |
申込方法 | こちらからできます |
※ちなみに中国語検定3級の試験時間は午前中なので、午後に試験が行われる4級や2級も同日の
受験が可能です。
試験に申し込んでから勉強するか、勉強して自信があれば申し込むかの
どちらかだと思いますが、私の経験では勢いで申し込んで、そのまま勉強した方が
うまくいきました。
勢いが大事な気がします。
中国語検定の試験前日は睡眠をしっかりとる
中国語検定3級の試験前日は試験に備えてしっかり睡眠をとりましょう。
前日のギリギリまで勉強して睡眠時間が足りないと、試験では睡眠不足で
頭が働かない可能性があります。
せっかく勉強したのにいざとなったら頭が働かないとなったら
悔しいですよね。
前日には余裕で睡眠時間が取れて試験に望める計画を前もって立てておきましょう。
まとめ
中国語検定4級をもっていなくても3級を受けることができますし、
ちゃんと対策勉強をすれば一発合格もできます。
3級を取得すると履歴書に書くこともできますので、取得しておいても
損はないでしょう。
3級はリスニングパートと筆記パートの2つに分かれていて、
それぞれのパートの勉強が必要です。
◆リスニングパート
・中国語を聞き取れ、意味を理解できるようにする
・過去問を解く
◆筆記パート
・多くの中国語を読んで意味を理解できるようにする
3ヶ月間、対策勉強をしっかりやれば3級合格もいけます。
ぜひ挑戦してみてください。
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