
中国語を勉強する手順が分からない
単語はわかるのに文の意味が取れない……
挫折しないためのコツも知りたい……
こんなお悩みを解決します。
中国語を話せるようになるためには、正しい手順でしないといくら時間を書けてもうまくいかないんです。
私もこの方法を実践したことで、実際に中国語を話せるようになり、仕事でも使えるようになりました。
記事前半では上達のためのロードマップを解説し、記事後半では今日からできる具体的なコツと継続術を紹介します。
読み終える頃には、初心者でも迷わず「中国語脳」を作り、中国語を中国語のまま理解できるようになりますよ!


中国語の勉強方法|初心者が勉強前に知っておきたいこと


中国語学習は正しい手順で進めれば、驚くほどスムーズに中国語が身につきます。
特に日本人は漢字を知っているという「大きな強み」があるため、初心者でも着実に上達できますよ。
中国語の上達において、勉強する前に知っておきたいポイントは以下の3点です。
① 漢字を知る日本人は世界一有利なスタート地点にいる
日本人は中国語を学ぶ上で、世界で最も恵まれた環境にいます。
私たちが毎日使っている漢字が、中国語の意味を理解するための強力な武器になるからです。
実際に、中国語の文章をパッと見たとき、意味がなんとなく分かることがよくありますよね。
漢字が使われているからで、簡体字や繁体字など日本の漢字と違う部分もありますが、基本的にはゼロから形を覚える手間がほとんどありません。
たとえるなら、最初からレベル50の状態でゲームを始めるようなものですよ。
漢字が読めるという大きな自信を持って、まずは気楽に学習を始めてみましょう。
② 最優先は発音!基礎からアウトプットまでの全体像
中国語の上達には、何よりもまず「発音」を徹底的に磨くことが絶対に外せません。
中国語は音の高さ(声調)で意味がガラッと変わるため、ここを飛ばすと単語を覚えたり、文法を覚えても言葉が通じないからです。
実際に、正しい音(ピンインと四声)を先にマスターしてから、単語、文法、会話へと進むのが、結局は一番の近道。
早く覚えて会話ができるようになりたい、と思うのも理解できます。
僕もそうでしたので……
しかし、焦って単語を詰め込む前に、まずは正しい音を体に染み込ませることから始めるのがオススメですよ。
③ 「いつまでに・どうなりたいか」目標を言語化する
挫折せずに長く続けるためには、学習を始める前に具体的なゴールを決めておくのがオススメです!
目的地が決まっていないと、途中でモチベーションが続かなくなり、やめてしまうでしょう。
目標は、たとえば、「3ヶ月後の検定に合格する」や「台湾旅行で注文ができるようになる」といった分かりやすいものがいいですよ。
あと、目標は遠くに置かず、小さくても成功を積み重ねるのがオススメです。
目標を達成したら、次の目標を決めて、少しずつレベルを上げていきましょう!!
目指す目標が見えているだけで、毎日の勉強へのモチベーションがグッと変わりますよ。



まずは理想のあなたを想像して、ノートに書き出してみることからスタートしましょう!!
【ロードマップ】上達までの3つのステップ
中国語を最も効率的に身につけ、最短で「中国語脳」を作るための3ステップです。
多くの成功者が実践している「王道の順番」を解説します。


【1ヶ月目】発音の基礎:ピンインと声調の習得 + 中国耳を作る
まずは「音」に全集中する一ヶ月です。
ピンインと4つの声調を、無意識に口から出るまで練習しましょう。
この時期にネイティブの音を聴き込み「中国耳」の土台を作っておくと、今後のリスニングが劇的に楽になります。
そして発音練習は1ヶ月で終わりではなく、2〜3ヶ月目以降も毎日5分でいいので継続しましょう。



発音を1ヶ月で止めると、2〜3ヶ月目に声調が崩れやすいので、毎日5分だけでも続けるのがいいですよ!!
【2ヶ月目】文法と基本文型:文章の「組み立てルール」を掴む
単語(ピース)だけあっても、文法(パズル)がわからないと文章を書くことも読むこともできません。
中国語は「語順」が命。
中国語検定4級レベルの語彙を使いながら、基本文型(SVOなど)を脳にインストールします。
文型は「理解するだけ」で終わらせず、短い例文を音読→単語を入れ替えて練習すると定着が早いです。
【3ヶ月目】精読とシャドーイング:読解力と発話力を爆発させる
文法が見えてきたら、中国語検定4級レベルの文章に触れていきます。
短い文を細かく分析する「精読」と、音源に被せて発音する「シャドーイング」を組み合わせましょう。
これにより、脳内で日本語を介さず理解する「中国語脳」が一気に育ちますよ。
精読は短い文章を1文ずつ「語順と意味が説明できる」まで深掘りするのがコツです。
シャドーイングは、最初から速い音源に挑まず、ついていける速さで続けて徐々にスピードを上げましょう。
挫折を防ぐ中国語勉強方法|発音を最速で習得するコツ


発音を制するものは中国語を制すると言われるほど、最初のトレーニングは重要です。
挫折せずに最速で正しい音を身につけるための具体的なコツを解説します。
これを実践すれば、通じる中国語が驚くほどスムーズに手に入りますよ。
① 「ピンイン」と「声調」の正しい学び順
発音の学習では、まず「母音の口の形」を作った上で、そこに「声調」を乗せる練習から始めましょう。
なぜなら、中国語には日本語にない口の動きが多く、正しい形ができていないと、どれだけ高さを意識しても「通じない音」になってしまうからです。
具体的には、まず基本の6つの母音(a, o, e, i, u, ü)で正しい口の形をマスターし、その音を使いながら4つの声調をセットで練習するのが、最も効率的なルートですよ。
「覚えることが多くて大変そう」と感じるかもしれませんが、この最初の「型」さえ作ってしまえば、その後の単語学習が驚くほどスムーズになります。



実は私も、最初は母音の口の形と発音でめちゃくちゃ苦労しました…。
でも、一度コツを掴めば一気に楽になります!
「口の形」と「音の高さ」をセットで体に染み込ませることが、通じる中国語を手に入れるための最短距離ですよ。
② 第3声をうまく出すコツは「第1声の高さ」
第3声のような「音を下げてから上げる」動きは、日本語にはありません。
そのため、どうしてもイメージが湧かずに苦労する方が多いのです。
ですが、実は私たちは日常的にこの下げる動きをしています。
それが、がっかりした時の「あ〜あ……」というため息。
今「あ〜あ……」してみてください。
この下げる感覚が第3声の土台です。
さらに、第3声をうまくする最大のコツは、「第1声を普段の自分の声より高く出すこと」にあります。
- 第1声が低いと:下げる幅がないので、第3声が中途半端に聞こえる。
- 第1声が高いと:高低差がはっきりして、誰が聞いても「中国語らしい第3声」になる!
「第3声がうまくいかないのは、第1声が低すぎるせい」というケースは非常に多いです。
まずは基準となる第1声を「少し高いかな?」と思うくらいでキープしてみてください。
それだけで、第3声の発音しやすさがガラッと変わりますよ!
③ 鏡と録音が必須!自分の音を客観的にチェックする技術
正しい音を身につけるには、鏡と録音を使った客観的なチェックがオススメ!
その理由は、自分が「できているつもり」の音と、実際に口から出ている音の間には驚くほど大きなズレがあるからです。
スマホで自分の声を録音して、お手本と聞き比べる作業を繰り返すのがいいでしょう。
また、鏡で自分の口の形を確認するのも忘れずに。
自分の声を聞くのは少し恥ずかしいかもしれませんが、これが最も効果的な改善方法ですよ。
自分の思い込みを信じすぎず、客観的なデータを使って音を修正していく習慣を身につけましょう。
チェック項目
- 声調:上がる/下がるが合ってる?
- 母音:a / o / e の口の開きはできてる?
- 子音:zh / ch / sh / r の舌位置は合ってる?
30秒でできる手順
- お手本を1回聞く
- 同じ速さで録音する
- お手本→自分→お手本の順で聞き比べる
- 1点だけ直してもう一度録音する
鏡で見るポイント
- 「口の開き」と「舌の位置」を見る(特に j/q/x、zh/ch/sh/r)
④ 「恥ずかしさ」を捨てて大げさに発音する勇気
中国語を最速でマスターするために最も必要なのは、「間違えてもいい」と開き直ってどんどん声を出すことです。
多くの人は「間違えたら恥ずかしい」という心理から、つい声を小さくしてしまいがちですが、実はこれが上達を妨げる大きな原因になります。



最初は「大げさかも?」くらいでOK。
そこから正しい口の形になりやすいです。
声が小さくなると、正しい口の形や発音の感覚が身につかず、結果として上達が遅れて挫折につながりかねません。
最初は誰もが間違えるものです。
完璧を求めて黙ってしまうのではなく、まずは大きな声でアウトプットしてみましょう。
失敗を恐れずに何度も口を動かすことで、中国語特有のリズムや「型」が少しずつ体に染み込んでいきますよ。
効率的な中国語勉強方法|単語・文法・AI活用の新常識


発音の基礎が固まったら、いよいよ本格的なインプットの開始です。
ここでは、現代の学習者が最短で成果を出すための「新常識」を解説します。
① 最初の500語から 中国語検定(中検)の級を基準に語彙を増やす
効率的に語彙を増やすなら、日本国内で最も認知度が高い「中国語検定(中検)」の語彙リストを基準にするのが最短ルートです。
やみくもに単語帳をめくるのではなく、まずは準4級・4級レベルの計500〜600語を完璧にすることを目指しましょう!!
なぜなら、これらの単語は日常会話の土台となる「超頻出語」ばかりだからです。
日本人の場合、漢字から意味が推測できるため、1日10語〜20語のペースでも驚くほど早く進められますよ。
② 文法は型で覚える
「中国語の文法は日本語と違うから難しい」と思われがちです。
たしかに日本語の文法とは全く違いますが、「いつ」「どこで」の箇所に違いがあるものの、基本は英語に近い「SVO(主語・動詞・目的語)」の形をしています。
たとえば「私は中国語を勉強します」という文章を比較です。
- 日本語(SOV系): (S)私は (O)中国語を (V)勉強する
- 英語(SVO系): (S)I (V)study (O)Chinese
- 中国語(SVO系/簡体字): (S)我 (V)学习 (O)汉语
- 中国語(SVO系/繁体字): (S)我 (V)學習 (O)漢語
次に、「今日」という言葉を加えた比較です。
語順の変化に注目してください。
- 日本語(SOV系): (Time)今日 (S)私は (O)中国語を (V)勉強する
- 英語(SVO系): (S)I (V)study (O)Chinese (Time)today
- 中国語(SVO系/簡体字): (Time)今天 (S)我 (V)学习 (O)汉语
- 中国語(SVO系/繁体字): (Time)今天 (S)我 (V)學習 (O)漢語
複雑なルールを丸暗記するのではなく、「いつ + だれが + どこで + どうする」という文法の型を一つ覚えましょう。



基本的な短い文章の「型」をいくつか覚えておくと、あとは単語を入れ替えるだけで、伝えたい文章が自由自在に作れるようになりますよ!
この「情報の並べ方」さえ身につければ、後は単語を入れ替えるだけで、正確に通じる文章を無限に作ることができますよ。
③ AIを専属講師に!発音確認や文章添削で活用
今の時代、スクールに通わなくても、AIをあなたの専属講師としてフル活用できます。
ChatGPTで「発音チェック」と「会話練習」
スマホアプリ版の「高度な音声モード」を利用しましょう。


以下の3ステップが最も効率的です。
- Step 1: ChatGPTの音声モードを立ち上げる。
- Step 2: 「〇〇をしたいので、チェックしてください」と伝える。
- Step 3: ChatGPTからフィードバックをもらう。
※先に「〇〇をしたいので、チェックしてください」と日本語で伝えておくことが重要です。
そうしないと、フィードバックがすべて中国語になってしまい、解説が聞き取れないことがあります。
たとえば、「中国語の『zhi』の発音チェックをしたいので、聞いてください」と伝えてから発音すれば、AIが的確に声調を教えてくれます。
以下がChatGPTの「音声モード」でチェックした内容です。


他に発音をチェックしてもらった画像です。
「你好」を聞いた結果:
発音がおかしいと以下のようにどこを直せばよいかのアドバイスをくれます。


さらに、続けると、


また、「カフェの店員になって中国語で会話して」と役割をあたえれば、実践的なロールプレイの場に早変わりしますよ!


Geminiで「生きた中国語」をリサーチ
GoogleのAIであるGeminiは、最新のネット検索に強いため「今の中国で流行っているスラングは?」といった質問に最適です。
中国のスラング


台湾のスラング台湾


また、画像認識に優れているので、中国語の看板やメニューを写真に撮って「これ何て書いてあるの?」と聞くと即座に解説してくれます。
日記の添削と解説
自分で書いた日記をAIに送り、「より自然な表現に直して」と頼むのも鉄板です。


理解しづらい文法や、自分一人では解決できないルールがあれば、「分かりやすく噛み砕いて解説して」と聞けば即座に解決します。
AIなら、どれだけ間違えても恥ずかしくありません。
最新テクノロジーを味方につけて、圧倒的な「場数」をこなしていきましょう!!
令和版の中国語勉強方法|動画とアプリで独学を加速させる


今の時代、独学をサポートするツールが多くあります。
それらを正しく活用することで、スクール以上の密度で学習を進めることが可能です。
YouTubeを使い倒す!レベル別おすすめチャンネル3選
YouTubeは、ネイティブの発音や最新の表現を無料で学べる最強の教材です。
【初心者向け】発音・基礎専門チャンネル
発音の練習のためにピンインの口の形をアップで解説している動画を探しましょう。
また、中国や台湾のニュースを見るのも非常に効果的。
アナウンサーの発音は極めて標準的なため、勉強し始めに正しい音を耳に慣らす教材として最適です。
- 中国:CCTV中国中央电视台
- 台湾:公視新聞網
【中級者向け】ドラマ・エンタメ系
教科書には載っていない「生の話し言葉」を学ぶのに最適です。
YouTubeには公式のドラマチャンネル(Croton MEGA HITなどの中国大陸系や、GTV Dramaなどの台湾系)があり、全編無料で視聴できる名作も多いですよ。
スキマ時間を活用!スマホアプリの最適ミックス
アプリ学習の鍵は、一つのアプリに頼り切らず、「目的別に使い分けること」にあります。
基礎・文法
基礎を効率的に勉強できるオススメのアプリは、以下の3つです。
① HelloChinese(ハローチャイニーズ)
中国語学習に特化した決定版。ネイティブの動画や音声認識による発音チェック、漢字の筆順まで学べる「初心者にとっての神アプリ」です。
② LingoDeer(リンゴディア)
東アジア言語に強く、特に「文法解説」が教科書のように丁寧。
感覚だけでなく、論理的に仕組みを理解したい人に最適です。
③ Duolingo(デュオリンゴ)
世界一のシェアを誇る習慣化のプロ。ゲーム感覚で楽しみながら、反復練習によって基本の語彙やフレーズを体に染み込ませることができます。
Anki 単語の定着
『Anki』は世界中の語学学習者に愛用される最強の暗記アプリです。
脳の忘却曲線に基づいた効率的な復習システムが最大の特徴で、覚えにくい単語は頻繁に、覚えた単語は忘れる直前の絶妙なタイミングで自動的に出題されるため、最小限の努力で確実に記憶を定着させられます。
また、漢字やピンインだけでなく、音声や画像、例文などを自由に組み合わせた自分専用のカードを作成できるカスタマイズ性の高さも魅力です。
さらに、有志が作成した「HSK単語集」などの高品質なカードセット(共有デッキ)を無料でダウンロードできるため、初心者でも迷うことなく即座に本格的な学習をスタートできますよ。
リスニング
ポッドキャストを活用して、通勤や家事の合間に耳を「中国語漬け」にして「中国耳」にしていきましょう。
学習目的に合わせて以下の番組がオススメです。
中国のポッドキャスト:
- ChinesePod:入門から上級まで膨大なレベル別コンテンツがあり、実用的な会話中心なので、すぐに使えるフレーズが自然と身に付きます。
- TeaTime Chinese:中級者向けに時事ネタや文化を分かりやすく解説。標準的な美しい発音で耳を慣らすのに最適です。
- NHK World-Japan 中国語ニュース:日本のニュースを中国語で聴けるため内容を推測しやすく、正確な発音を耳に慣らすための「基準」として活用できます。
台湾のポッドキャスト:
- Talk Taiwanese Mandarin with Abby:台湾華語を学びたい学習者にとって最も有名な番組の一つです。Abbyさんの非常にクリアで聞き取りやすい台湾アクセントが特徴で、現地の文化や日常生活を等身大の言葉で学べるため、台湾好きの方には一番のオススメです。
- Learn Taiwanese Mandarin:台湾の日常会話に特化した番組です。教科書には載っていない「台湾人が実際に使っている自然な言い回し」をレベル別に解説してくれるので、より実践的なリスニング力を鍛えるのに役立ちます。
リスニング・試験対策:
『SuperTest (旧HSK Online)』は、中国語検定「HSK」の合格を目指すなら、これ一択と言われるほど信頼されている試験対策アプリです。
過去問ベースの豊富な問題演習はもちろん、AIが今の実力を瞬時に測定し、苦手なポイントを集中的にトレーニングできる機能が非常に優れています。
級ごとの単語リストやリスニング、読解問題が網羅されており、試験当日までのスケジュール管理もサポートしてくれるため、最短ルートでスコアを伸ばしたい人にとって最強のパートナーになりますよ。
「聞く」より「音読」!記憶の定着率を最大化する秘訣
多くの人が「リスニング中心」の学習に陥りがちですが、「音読」こそが最強の定着メソッドです。
自分で発音できない音は、聞き取ることもできません。
音読は「目・耳・口」を同時に動かすため、脳への刺激が圧倒的に多いからです。
1日30分ただ聞き流すよりも、5分間だけ一つのフレーズを全力で音読する方が定着率は高まります。
実力を証明する中国語勉強方法|検定試験を目標にする


ある程度基礎が身についたら、客観的な「自分の実力」を確認するために検定試験を活用しましょう。
試験を目標にすることで、日々の学習に「心地よい緊張感」と「明確なリズム」が生まれます。
どの試験を目指せばよいか?中国語検定・HSK・TOCFL
初心者が自分に合った目標を見つけるために、主要な3つの検定の特徴を整理しましょう。
中国語検定(中検)
正確な文法知識や、日本語・中国語の相互翻訳スキルが試されます。
国内の日系企業における認知度はバツグンで、実力を証明する強力な武器となってくれますよ。
HSK(漢語水平考試)
世界共通の基準。
コミュニケーション能力を測ることに特化しており、中国現地の日系・外資系企業への就職や実力証明に非常に有利です。
華語文能力測験(TOCFL)
台湾の教育部(文部科学省)が実施する公式検定。
台湾での就職や実力証明に必須となります。
繁体字をメインに学ぶ方や、現地でのビジネスを考えているなら避けては通れない試験と言えるでしょう。
まずは中検4級を目指そう!合格に必要な学習時間の目安
日本人の初心者が最初に目指したいのは、中国語検定4級(中検4級)。
なぜなら、この級が基礎固めに最適なレベルだからです。
具体的には、日常会話の土台となる文法や語彙が網羅されており、合格が「自分にもできる」という大きな自信に繋がります。
まずはこの4級を最初のゴールに設定しましょう。
基礎文法がしっかりと身につき、その後の3級・2級への学習が非常にスムーズになりますよ。
検定をペースメーカーにするとモチベーションが続く理由
検定は、独学を成功に導くための最強の「ペースメーカー」としての役割を果たしてくれます。
独学において最も避けたい敵は、ゴールの見えないことによる「飽き」や、次に何をすべきかわからなくなる「迷い」ですね。
思い切って検定を申し込んでしまえば、強制的に試験日という「期限」が決まり、やるべき「範囲」が明確になります。
さらに、合否やスコアという形で自分の成長が客観的に「可視化」されるため、学習のリズムを崩さずに走り抜けることができるようになりますよ。
継続できる中国語勉強方法|「続かない」を仕組みで解決
情熱は、続かないことがあります。
大切なのは「やる気」に頼らず、自然に続いてしまう「仕組み」を作ることです。
やる気に頼らない!毎日5分の習慣化戦略
継続を成功させるコツは、学習を「歯磨き」と同じレベルの無意識のルーティンに落とし込むことにあります。
具体的には「If-Thenプランニング」を活用しましょう。
たとえば、「朝コーヒーを飲んだら、アプリを1分開く」「お風呂から上がったら、単語を3つだけ見る」のように、既存の習慣とセットにするのが最強。
まずは5分だけでOKです。
始めてしまえば脳の「やる気スイッチ(作業興奮)」が入り、気付けば15分、30分と続けられているものですよ。
完璧主義を捨てるコツ!3日坊主を何度でも繰り返そう
「1日サボったらもう終わりだ」という極端な完璧主義こそが、挫折のもとになることが多いです。
大切なのは「途切れないこと」ではなく、中断してもすぐに「戻ってくる力」であることを忘れないでください。
たとえ3日坊主に終わっても、また次の日から再開すれば、それは立派な継続です。
自分を責める時間を1分でも多く単語の音読に回しましょう。
ハードルを極限まで下げて「今日も本を開いただけですごい!」と自分を褒める。
このしなやかなメンタルこそが、最後に勝利を掴む秘訣ですよ。
今日から始める中国語勉強方法|迷いを断つ最初の一歩


今日から始める中国語勉強方法を紹介します。
① 最初の1冊で迷わない!おすすめ参考書を厳選紹介
「とりあえず1冊」なら、CDや音声データが充実していて、発音の図解が丁寧なものを選びましょう。
あれこれ手を広げず、まずは選んだ1冊をボロボロになるまで使い倒すのが最短ルートです。
中国(普通話・簡体字)を学ぶなら
① 『口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【初級編】』
『口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【初級編】』は、「単語は覚えたのに話せない/語順が出てこない」を抜け出したい人にぴったりの1冊です。
短い例文で練習でき、音声も聞きやすい速さで、声調や語順を繰り返し確認しながら口を動かせます。
「わかる」を「使える」に変える入門書としておすすめです。
② 『瞬訳中国語 初級編』
日本語を見て1秒以内に中国語へ変換する「瞬訳」トレーニングに特化した一冊。
会話で最も大切なテンポと瞬発力を徹底的に鍛え上げます。
何度も何度も繰り返すことで、スピーキング力が飛躍的に向上。
頭で翻訳するのではなく、口が勝手に動く感覚をぜひ手に入れて、自由な会話を楽しんでください。
③ 『WHY?に答えるはじめての中国語の文法書』
学習中に直面する「なぜ?」という疑問をすべて解消してくれる、まさに文法のバイブルです。
単なるルールの羅列ではなく、背景にある理屈まで納得できるため、丸暗記から脱却できます。
初心者から上級者まで、中国語を一生の武器にしたい人にとって、これ以上心強いパートナーは他に存在しない決定版です。
台湾(台湾華語・繁体字)を学ぶなら
①『當代中文課程 (A Course in Contemporary Chinese)』
台湾師範大学が中心となって開発した、信頼と実績の教科書です。
「話す・聞く・読む・書く」をバランスよく鍛え、台湾の日常でそのまま使える生きた表現を体系的に学べます。
現地の言葉を基礎からしっかりと、かつ現代的な感覚で身につけたいなら、まずはこの一冊から始めるのが間違いのない正解です。
② 『新版 實用視聽華語 (Practical Audio-Visual Chinese)』
数十年間にわたり、台湾の大学付属語学センターで採用され続けている、「台湾華語のスタンダード」と呼べるシリーズです。
文法の体系的な学習と豊富な練習問題を通じて、一生モノの言語基盤を築けます。
学術的かつ本格的なカリキュラムで、現地の学生と同じ歩みでじっくりと実力を伸ばしたい方に、これ以上の信頼を置ける選択肢はありません。
③ 『詳しくわかる 台湾華語文法』
台湾の語学センターで圧倒的なシェアを誇る『當代中文課程』の、日本語翻訳版。
複雑な文法も日本語で論理的に解説されているため、独学でも挫折することなく、現地でそのまま通じる「本物」の台湾華語が身につきます。
基礎からしっかりと体系立てて学び、台湾の友人とより深く心を通わせたいあなたのための、決定版となる最高の一冊です。
自分に合うのはどっち?独学とスクールの賢い判断基準
結論として、独学かスクールかは「学習の自由度」と「強制力の必要性」で判断すべきです。
理由は、中国語学習の初期段階、特に発音においては「自己修正能力」の有無が挫折の分かれ目になるからです。
たとえば、コストを抑えつつ自分のペースでコツコツ進めたい方や、特定の趣味のために気楽に学びたいという方は「独学」が向いています。
一方で、自分一人ではついサボってしまう不安がある方や、最初からプロに正しい音を徹底的に矯正してもらいたい方は「スクール」への投資が最短ルートになります。
今のあなたのライフスタイルと予算を棚卸しし、どちらが「半年後の自分」を最も着実に成長させられるかで選択しましょう。
無理のない方を選ぶことこそが、最大の成功要因です。
③ 3ヶ月後の自分への約束|最初の小さなゴールを決めよう
「いつか」ではなく「3ヶ月後」の具体的な姿を決めましょう。
街中の看板がスラスラ読める、中華料理店で臆せず注文する、あるいは旅行先で現地の人と会話する。
中国語が話せるようになった自分を想像してみてください。
ワクワクしませんか?
「中国語検定4級を取る」「推しのインタビューを字幕なしで1分理解する」など、具体的でワクワクする目標を立ててみましょう。
ワクワクすることで「目標を達成したい!」というポジティブな意欲が自然と湧いてきます。
実は、この心の高鳴りこそが、学習を続ける上で何よりも大切ですよ!
まとめ:正しい手順で迷わず一歩を踏み出そう


今回の記事では、中国語の勉強方法を紹介しました。
正しい順番で発音から学び、自分に合う参考書、今はAIを上手に使えば、初心者でも着実に上達できますよ。
もう「何から手をつければいいの?」と迷って、大切な時間をムダにすることはありません。
まずは今日、5分だけでかまわないので「If-Thenプランニング」を決めることから始めてみてくださいね。



少しずつ習慣にしていけば、中国語で楽しくおしゃべりする未来がかならず手に入りますよ!!
わくわくする目標に向かって、今日から一歩ずつ進んでいきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
この記事があなたのお役に立っていましたら大変うれしいです!




