
中国語検定3級のレベルってどれくらい?
どんな勉強をすれば合格できるの?
こんなお悩みを解決します。
中国語検定3級は、基礎を終えて「実際に使える中国語力」を示す目安となっています。
この記事でご紹介する方法を実践すれば、初心者でも効率よく中国語検定3級の合格レベルに到達できますよ!
記事の前半では「3級のレベル感・試験内容」をわかりやすく解説し、後半では「合格を目指す勉強法とオススメ教材選」を紹介します。
あなたの中国語検定3級合格というゴールへ導くヒントがたっぷり詰まっているので、ぜひ最後までじっくり読み込んでくださいね!
中国語検定3級のレベルは?
まず、中国語検定3級のレベル感を解説します。
中国語検定3級は初級の上レベルの実力
中国語検定は「準4級・4級・3級・2級・準1級・1級」と6段階に分かれています。



3級は中国語の基礎がひと通り身につき、ここから応用を伸ばしていく入り口という位置づけですね。
3級レベルでできる会話・読解の目安
日本中国語検定協会の認定基準では、次のように示めされています。
自力で応用力を養いうる能力の保証(一般的事項のマスター)基本的な文章を読み,書くことができること。簡単な日常会話ができる。
(一般大学の第二外国語において二年以上の学習程度。)
この基準のとおり、3級レベルになると日常のやり取りがぐっとスムーズになり、買い物や食事の場面でも自然に会話ができるようになります。
また、短いメールや案内文なども無理なく読み取れるようになり、ゆっくりした会話なら内容を理解してやり取りできるリスニング力も身についています。
中国語検定3級の合格率・勉強時間
ここでは、3級の合格率・学習時間の目安・初心者がつまずきやすいポイントを解説します。



合格するために「どれだけ準備すればいいのか」の全体像をつかんでおくことと、学習計画が立てやすくなりますよ!
中国語検定3級の合格点
中国語検定3級の合格点は、以下の通りです。
リスニング:65点/100点中
筆記:65点/100点中
中国語検定3級の合格率は40〜50%
中国語検定3級の合格率は直近の受験でおおよそ40〜50%台で推移しています。
第106回(2022年6月)〜第115回(2025年6月)までの過去10回の合格率データをまとめました。
| 回数 | 合格率 |
| 第115回 | 54.4% |
| 第114回 | 58.2% |
| 第113回 | 45.8% |
| 第112回 | 44.1% |
| 第111回 | 48.8% |
| 第110回 | 43.4% |
| 第109回 | 49.0% |
| 第108回 | 47.5% |
| 第107回 | 49.8% |
| 第106回 | 39.0% |
この数字から言えるのは、受験者の半数弱が合格するものの、油断すると落ちる可能性もあるということです。
ですので、「準備をきちんとやれば合格できる」+「対策を怠ると苦戦する」という両面を意識しておきましょう!!
合格までに必要な勉強時間の目安
3級合格までの学習時間は、一般的に200〜300時間程度が目安とされています。
たとえば毎日1時間勉強すれば、約7〜10か月でこの時間に到達できる計算です。
忙しい人でも、「週に数回・1回1時間」のペースでコツコツ積み重ねれば、十分現実的なスケジュールと言えるでしょう。
ただし、集中できない日が続くとこの目安より時間がかかるため、スケジュール管理も大切です。
中国語検定3級をめざす人がつまずきやすいポイント
中国語検定3級を目指す人がつまずきがちなポイントには、以下のようなものがあります。
- 単語・フレーズの量が意外と多く、暗記負荷が高い
- リスニングで中国語特有の声調や速さに対応できない
- 中訳や作文形式の筆記問題で「日本語→中国語」に変換する力が不足
弱点を克服するためには、「苦手分野を早めに見つける」「過去問を繰り返し解く」「音声を聞くだけでなく“声に出して練習する”」といった対策が効果的です。



特に苦手な部分を後回しにせず、早い段階で手を打つことが合格への近道ですよ。
中国語検定3級の試験内容と出題傾向
中国語検定3級の試験は、リスニングと筆記の2パートに分かれています。
過去の出題例では、リスニングが約20問、筆記が約40問前後という構成が多く見られます。
それぞれのパートごとに紹介します。
リスニングパート
リスニングパートは大きく以下の2つに分かれます。
- 第1問:短文・短い会話
- 第2問:長めの会話・長文
第1問:短文・短い会話
第1問は、中国語で読まれる問いに対して、中国語で読まれる4つの選択肢から最も適当なものを選ぶ問題です。
質問と選択肢は2回ずつ読まれます。
以下第115回の短文の出題です。
続いて対話部分です。
AとBの会話を聞いたあと、その流れに続くAの発言として最も適切なものを、読み上げられる4つの選択肢の中から1つ選びます。
各問題は、最初の対話と選択肢の読み上げを含めて2回読まれます。
問題:
A:春假你回老家吗?
B:不回去,我要打工。
A:
選択肢:
- 我春假也要打工。
- 我春假也回老家。
- 是吗,回老家打工吗?。
- 是吗,你也不打工吗?
出展:日本中国語検定協会 第115回中国語検定試験
第2問:長めの会話・長文
第2問の「長めの会話」では、中国語の会話を聞いたあとに出される質問に答えます。
それぞれの質問には4つの選択肢があり、最も内容に合うものを1つ選びます。
ここでは、長めの会話と長文が2つあり、それぞれの全文を聞いたあとに質問と選択肢が続きます。
各問題は2回読まれます。
まずは長めの会話部分です。
会話:
A:小张,今年暑假你去哪儿旅行?
B:我想去北海道。你呢?丽丽。
A:我也准备去北海道。你什么时候走?
B:一放暑假就走,这儿太热了。你呢?
A:我八月五号走。你怎么去?
B:我想坐飞机去,飞机又快又方便。
A:我也坐飞机,机票便宜,也很舒服。
B:我准备和几个朋友一起去。你呢?
A:我妹妹和我一起去。北海道那边很凉吗?
B:还可以,但早晚有些凉。
A:我怕冷。我穿一件毛衣去,怎么样?
B:毛衣?太热了吧。
A:是吗。我还是想穿毛衣去。
B:我真想马上就去看美丽的风景。
A:我们一定会有一个愉快的旅行的。
B:回来后,我们一起聊聊自己旅行的事儿吧。
質問:
小张什么时候去北海道?
選択肢:
- 到了夏天就去。
- 八月五号去。
- 放了暑假就去。
- 马上就去。
質問①:
小张为什么想坐飞机去北海道?
選択肢:
- 飞机又快又方便。
- 飞机又便宜又方便。
- 飞机又舒服又便宜。
- 飞机又快又舒服。
質問②:
小张和谁一起去北海道?
選択肢:
- 他一个人去北海道。
- 和弟弟去北海道。
- 和丽丽去北海道。
- 和几个朋友去北海道。
質問:
丽丽为什么想穿毛衣?
選択肢:
- 她怕热。
- 她怕下雨。
- 她怕下雪。
- 她怕冷。
質問③:
从北海道回来后他们要做什么?
選択肢:
- 一起去买毛衣。
- 一起聊聊旅行的事儿。
- 一起看看中国电影。
- 一起去坐飞机。
続いて長文部分です。
長文:
我叫铃木一郎,我十年前在上海留学时,在班上认识了一个女生,她叫王小梅。我们日本留学生都叫她“王老师”。
因为她比日本人还了解日本。
有一次我弟弟来上海旅游,王老师带我们兄弟俩去逛街,还给我们介绍了很多有意思的地方,慢慢地弟弟也开始对中国感兴趣了。
我回日本以后,弟弟也去上海留学,开始学汉语了。
每次跟弟弟联系,他都很感谢王老师,说王老师常常照顾自己,对他非常好,他们经常一起去玩儿……
真没想到,他们两个后来结婚了。弟弟跟我说:“有时候不知道该怎么称呼王老师才好。
已经习惯了叫她老师,但是一想到她是自己的妻子,感觉有点儿怪。
”我说:“那我把自己弟弟的妻子叫做老师会不会也有点儿像在上课?”
弟弟说:“王老师的日语比哥哥好,你还是叫她老师吧。”
質問①:
王小梅是谁?
選択肢:
- 铃木的老师。
- 铃木的弟弟。
- 铃木的弟弟的学生。
- 铃木的弟弟的妻子。
質問②:
为什么日本留学生都叫王小梅“老师”?
選択肢:
- 因为她是学校的老师。
- 因为她照顾留学生。
- 因为她日语说得很好。
- 因为她非常了解日本。
質問③:
弟弟什么时候开始对中国感兴趣的?
選択肢:
- 铃木去留学的时候。
- 来上海旅游以后。
- 开始学习汉语以后。
- 铃木回日本的时候。
質問④:
铃木没想到的是什么事?
選択肢:
- 弟弟和王小梅要结婚了。
- 王小梅的日语比自己好。
- 弟弟会去上海留学。
- 王小梅带自己和弟弟去逛街。
質問:
把自己的妻子叫做“老师”,弟弟觉得怎么样?
選択肢:
- 觉得很亲切。
- 觉得在上课。
- 觉得有点儿怪。
- 觉得很有意思。
出展:日本中国語検定協会 第115回中国語検定試験
筆記パート
筆記パートは、大きく5つに分かれています。
声調・ピンイン問題
同じ声調を選ぶ問題や、正しいピンインを選択する問題が出題されます。
まずは、同じ声調を選ぶ問題です。
続いて正しいピンインを選択する問題です。
問題:
以下の中国語の正しいピンイン表記を,①~④の中から 1 つ選びなさい。
単語:
着急
選択肢:
- jiāoqí
- zháoqí
- jiàojí
- zháojí
出展:日本中国語検定協会 第115回中国語検定試験
単語選択問題
文の空欄に入る最も適切な単語を選ぶ問題です。
文法問題
「日本語の意味に合う文を選ぶ問題」と「単語を並べ替えて正しい文にする問題」の2種類が出ます。
まず日本語の意味に合う文を選ぶ問題です。
問題:
鈴木さんは来週には日本に帰ります。
選択肢:
- 铃木下星期就要回了日本。
- 铃木就要回了日本下星期。
- 铃木下星期就要回日本了。
- 铃木就要回日本下星期了。
続いて単語を並べ替えて正しい文にする問題です。
問題:
この店はあの店ほどおいしくありません。
这个店_ _[ _ ]_ 。
選択肢:
- 好吃
- 那个店
- 那么
- 没有
出展:日本中国語検定協会 第115回中国語検定試験
長文問題
長めの文章を読み、内容に合う答えを選ぶ読解問題です。
文章(一部):
二十多年前我改过一次名。我原来叫张帆,爸爸给我取这个名字,是希望我的人生道路能一
帆风顺。我本来很喜欢这个名字,可后来发生的一件事 ⑴ 我下决心改名。・・・・・
問題:
空欄⑴を埋めるのに適当なものはどれか。
選択肢:
- 为
- 把
- 对
- 让
中訳問題
日本語を中国語に訳して書く問題です。
過去問題を見返そう
日本中国語検定協会の公式サイトでは、過去問題と解答が公開されています。



出題の傾向や難易度をつかむには、まず過去問をチェックするのが一番の近道ですよ!!
中国語検定3級の勉強法(ムダを減らす)
合格に近づくコツは、ムダを減らして効率よく回すこと。
やることを明確にして、着実に合格に近づきましょう!
①過去問で全体像をつかむ
最初の一歩は、過去問を通して全体像をつかみましょう!
1回目はリラックスして問題を解き、点数は気にしなくてOKです。
試験問題の構成・設問タイプ・配点など、試験の「雰囲気」をつかむのが目的。
2回目以降は、間違えた箇所を分析して同じタイプの問題を翌日に再テストすることで、弱点がしっかり見えてきます。
②文法は読んで終わりじゃなく「使って覚える」
文法学習は「読むだけ」ではなく、使って覚えることが大切です。
参考書の解説を確認したら、左右ページの日本語→中国語に変換してアウトプット。
「了・过・着」「把構文」「疑問文(吗/呢/是不是)」などの文型はノートやカードで整理し、短文を作って声に出すと、語順と使い方が自然に身につきます。
③よく出る単語は「文章で覚える」
単語は「意味」だけでなく、「使い方」ごと覚えるのがコツ。
新しい単語を使って1〜2文のミニ日記を作り、声に出して読むと効果的です。
たとえば「買い物」「移動」「食事」など、テーマ別に3文ずつ作るのもおすすめ。
単語帳には中国語・ピンイン・日本語を並べて書くと、スキマ時間に復習しやすくなります。
④リスニングは速さに慣れる
中国語検定3級で意外と盲点なのがリスニング。
3級ではスピードが上がり、ここでつまずいて不合格になる人も少なくありません。
だからこそ、短時間でも毎日聞く習慣が大切です。
最初は1以下の速度から始めるのがおすすめです。
ゆっくり聞きながら発音やイントネーションを確認し、慣れてきたら1倍速、さらに少し速い1.2倍へと段階的にスピードを上げていきましょう。
この練習を繰り返すと、耳が自然とスピードに慣れ、聞き取りの精度がグッと上がりますよ。
⑤ディクテーションとシャドーイングでリスニング力を高める
リスニング力をさらに伸ばすなら、「ディクテーション」と「シャドーイング」がおすすめです。
ディクテーションは、音声を聞きながら内容を文字に書き取る練習。
語順・語彙・発音情報まで丁寧に拾う力がつき、一語一句を正確に聞き取る基礎が固まります。
シャドーイングは、音声を少し遅れてまねして発音する練習。
リズムや抑揚、音のつながりを体で覚え、自然な聞き取りと発話がしやすくなります。
役割は「精密に聞く(ディクテーション)」と「流れで話す・聞く(シャドーイング)」。
この2つを交互に回すと、精度×スピードの両面からリスニングが伸びます。
受験者に人気のオススメ教材4選
受験者に人気のオススメ教材を紹介します。
- キクタン中国語【初中級編】中検3級レベル
- 合格奪取! 中国語検定3級トレーニングブック 筆記問題
- 合格奪取! 中国語検定 3級 トレーニングブック リスニング問題編
- 完全攻略! 中検3級 (中国語検定試験で学ぶ中国語シリーズ)
キクタン中国語【初中級編】中検3級レベル
中検3級レベル対応の聞いて覚える単語帳。
1日16語×70日、付属音声を通勤通学で聞き、リズムに合わせて口に出すだけで、頻出語彙が効率よく定着します。
合格奪取! 中国語検定3級トレーニングブック 筆記問題
「独学で筆記を強化したい」「基礎を固めながら得点を上げたい」人にオススメの一冊です。
出題傾向に沿って、語彙・文法・読解・中訳のすべてを段階的にトレーニングできます。
実際の試験形式に近い問題が多く、過去問だけではカバーしにくい弱点補強にもぴったり。
1問ずつ丁寧な解説がついており、解答の根拠を理解しながら力を伸ばせます。
合格奪取! 中国語検定 3級 トレーニングブック リスニング問題編
3級のリスニング力を集中的に伸ばしたい人にオススメの1冊です。
出題形式(短問・応答/会話・長文)に沿って段階的に練習でき、付属のCD2枚で本番同様のスピードを体感できます。
リスニングは「0.9倍→等速→1.1倍」と速度を変えて聞くのがポイント。
過去問だけでは伸びにくい「聞き取り力」を底上げしたい人に最適です。
完全攻略! 中検3級 (中国語検定試験で学ぶ中国語シリーズ)
出題範囲を全部まとめて対策したい人向けの決定版。
筆記(声調・ピンイン/語彙/文法・語順/読解/中訳)とリスニングを、試験形式に沿って一冊で総復習できます。音声はダウンロード対応で、通勤・通学でも学習OK。
「過去問+もう一冊」を探している人、短期間でスキマなく固めたい人に強くオススメです。
中国語検定3級を独学で合格するコツ
独学でも、中国語検定3級に合格することは十分に可能です!
大切なのは、ムリのないスケジュールと継続できる工夫を取り入れること。
この章では、限られた時間でも効率よく力をつける学習のコツを紹介します。
「忙しくても挑戦したい」「勉強が続かない…」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
200〜300時間で合格を目指す学習スケジュール
中国語検定3級の合格に必要な学習時間は、目安として200〜300時間ほど。
毎日1時間のペースなら、7〜10か月で到達できます。
最初の1〜2か月は単語と文法の基礎固め、中盤でリスニングと読解練習、最後の1〜2か月で過去問を中心に仕上げる流れが理想です。



焦らずコツコツ積み重ねれば、確実に力がついていきますよ!!
社会人・学生別の勉強時間の確保法
社会人の方は、通勤・休憩・寝る前の15分を活用するのがオススメです。
朝に単語、夜にリスニングというように時間帯でテーマを分けると続けやすくなります。
学生の方は、授業の復習タイミングを中国語に置き換えるのが効果的。
スマホアプリや音声教材をうまく使えば、スキマ時間でも効率よく勉強できます。
「短時間でも毎日続ける」ことが、独学成功のカギですよ。
モチベーションを維持する習慣と工夫
独学で一番の壁は「続けること」です。
そこでオススメなのが、小さな達成感を積み重ねる工夫です。
たとえば、「今日は10単語覚えた」「リスニング1問正解した」とメモするだけでもOK。
視覚的に成果が見えると、やる気が自然と湧いてきます。
また、中国ドラマや音楽を取り入れると、楽しくモチベを保てますよ。
続けられる工夫こそ、合格への近道です。
中国語検定3級合格者の体験談と学び
実際に合格した人の声は、何よりも参考になりますよね。
ここでは、合格者たちがどんな方法で勉強を進めたのか、どこが苦労して、どんな成長を感じたのかを紹介します。
リアルな体験談から、あなたの学習にも取り入れられるヒントが見つかるはずです。
実際に合格した人の勉強法と使った教材
多くの合格者が口をそろえて言うのは、「毎日少しでも中国語に触れることが大事」ということです。
理由は、単語や文法が記憶の中でつながるからです。
たとえば、毎日30分でもリスニングや単語アプリを続けた人は、自然とリズムや言い回しに慣れていきました。
教材は「キクタン中国語」や「過去問集」、「聴く中国語シリーズ」を使う人が多く、音と文字を同時に覚える勉強法が定着しているようです。
コツコツ続けることが、やっぱり一番の合格への近道ですね。
合格者が語る「ここで苦労したポイント」
多くの合格者は、「リスニングが一番の壁だった」と話しています。
音が速く感じたり、似た発音に惑わされたりするのが理由です。
中には「聞き取れないまま問題を終えてしまった」と悔しい経験をした人も。
リスニング力は、ディクテーションやシャドーイングを取り入れて、少しずつ向上していきます。
最初は誰でも苦戦しますが、聞き取れる瞬間が増えると一気に楽しくなりますよ。
3級合格後に感じた変化と自信の成長
合格者がよく話すのが、「自分の成長を実感できた瞬間」です。
中国語でメールを読めたり、簡単な会話ができたりすると、一気に自信がつくからです。
中には「合格をきっかけに、2級やHSKにも挑戦した」という人も多くいます。
「合格」はゴールではなく、次のステップへ進むためのスタートラインなんですね。
あなたも3級に合格した瞬間、きっと「ここまで頑張ってきてよかった」と思えるはずです。
中国語検定3級合格後のステップアップ
中国語検定3級に合格したら、次のステップを考えるのが自然な流れでしょう。
ここでは、「次に目指す級」や「実践での活かし方」についてわかりやすく紹介します。
自分の目標に合わせて、楽しくステップアップしていきましょう。



せっかく身につけた基礎力をそのままにしておくのはもったいないですよね。
次に目指すのは中国語検定2級、HSK5級
次の目標として多くの人が選ぶのが、中国語検定2級またはHSK5級です。
どちらも中級レベルですが、目的と試験内容に少し違いがあります。
中国語検定2級は「正確な文法・語彙力を使って自然に話せる」ことを重視。
一方、HSK5級は「実践的な会話力・リスニング力」をより重視する傾向があります。
日系企業では中国語検定が、外資系企業や海外勤務を目指す場合はHSKが評価されやすいという特徴もあります。
どちらを目指すにしても、3級で身につけた基礎力は確かな土台になりますよ。
中国語検定3級レベルを活かす実践的な学習方法
中国語検定3級レベルの実力があれば、使いながら学ぶステージに進むのがオススメです。
理由は、実際に使うことで「知識が記憶に定着する」からです。
たとえば、SNSで中国語アカウントをフォローしたり、中国語日記を書いたりするだけでも効果的。
「使う→間違える→覚える」のサイクルを繰り返すことで、語彙も表現力もぐんと伸びていきます。
机の上の勉強だけでなく、生活の中で中国語に触れる時間を増やしてみましょう!
資格を仕事・旅行に活かすためのヒント
中国語検定3級を持っていると、仕事や旅行で活かせる場面もたくさんあります。
また、観光・貿易・接客業などでは「中国語を使える人材」として評価されることも。
履歴書に資格を書くだけでも、印象がぐっと良くなります。
資格を使うチャンスを見つけて、実際に中国語を話す機会を増やしていきましょう!!
そうすることで、あなたの中国語はどんどん自然になっていきますよ。


まとめ:中国語検定3級に合格して 「使える中国語」を次の段階へ
繰り返しになりますが、中国語検定3級は、初級を一通り学び終えた人が目指す「初級上レベル」です。
まずは過去問とおすすめ教材で合格をつかみ、合格後はニュースを中国語で読む・会話練習へと実践を広げていきましょう。
合格したら、これまで身につけた文法や語彙を実際の会話やニュースで使ってみましょう!!
学んだ中国語が通じる喜びを感じながら、さらに上のレベルへステップアップできますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
この記事があなたのお役に立っていましたら大変うれしいです!








