中国語検定の何級を持っていると就職活動で使えるんだろう?中国語検定の取得以外にしておいた方が良いことってあるのかな?
このような疑問にお答えします。
✔本記事の内容
・就職活動に活かすなら中国語検定を取得しておいた方が良い理由
・中国語検定を取得するのはコツはひたすら過去問を解く
・中国語検定の日程を確認して計画的に受験する
・就職活動で中国語検定取得と同じくらい大切なこと
この記事を書いている私は中国語をゼロから学んで、今は中国語を使って
仕事をしています。
採用も担当しているので、今回は採用者からの視点からも紹介しています。
3分ほどで読める記事なので、ぜひ最後までお読みください。
履歴書に書けるのは中国語検定3級から 就職活動を有利に進めるコツ
就職活動で中国語検定を履歴書に書くことができるのは3級からで、
2級以上を持っているとかなり有利に進めることができます。
中国語検定は、
準4級、4級、3級、2級、準1級、1級の6つに分かれています。
http://www.chuken.gr.jp/tcp/grade.html
【参考:日本中国語検定協会公式ページ】
3級の合格率は35%~45%あり、2級の合格率は20%から33%ほどです。
中国語を専攻する人は少なく、その中で2級以上を持っている人は更に少なくなるので
2級を持っていると価値が高くなります。
中国語検定を活用して就職活動をしたいと考えている人は最低でも3級以上を目指し、
有利に進めたいと考えている人は、2級以上を取得しておくことをオススメします。
ちなみに中国語の試験はHSKもあります。
就職活動に活かすなら中国語検定を取得しておいた方が良い理由
中国語検定を取得しているとなぜ就職活動に活かせるのかと言いますと、
書類選考で落とされない確率を上げるためです。
面接に進むための鍵になります。
応募者の全員が面接に通過するのではなく、応募者が送ってきた履歴書を見て
面接をするかどうかを判断します。
たとえば大手企業や人気のある企業だと応募者数が多く、面接に進む人は
ほんの一握りでしょう。
その一握りに入るための鍵になるのが中国語検定になります。
中国語検定を持っていない人は「大手企業や人気の企業じゃなければ大丈夫じゃないの?」と
考えるかもしれません。
この場合は書類選考が通過するかもしれませんが、もし中国語検定を持っている人が
応募してきた場合、企業は中国語検定を持っている人を優先して面接します。
なので、履歴書に書くことができる資格は、アピールのために取得しておいた方が
良いです。
中国語検定を取得するのはコツはひたすら過去問を解く
中国語検定の勉強は過去問をひたすら解くことです。
中国語検定は出題のクセがあるので、それをつかむことと、
あなたがどのような箇所で間違えるのかを見ることもできます。
それらが見えると試験の対策ができます。
過去問を解く時は必ず時間を計りましょう。
時間を計ることで、時間内に解けるかどうか、どの問題で時間がかかったかなどを
見ることができますし、試験時間の感覚を養うことができます。
中国語検定を受ける目的は、資格を取得 > 中国語のレベルアップ です。
試験勉強することで中国語のレベルはアップしますが、それよりも就職活動を
有利にすすめるための武器の取得することを最大の目的とする方が良いでしょう。
3級のテキストの紹介:
2級のテキストの紹介:
↓↓日本中国語検定協会の公式ページにも過去問が掲載されています。
中国語検定の日程を確認して計画的に受験する
中国語検定は1年に3回受けることができます。
3月、6月、11月です。
申込は試験月の2ヶ月前~1ヶ月前の間です。
http://www.chuken.gr.jp/tcp/outline.html
【参考:日本中国語検定協会公式ページ】
どのくらい勉強が必要かどうかを考えて、試験日から逆算して
計画的に試験勉強することをオススメします。
ちなみに、試験結果は受験日から1ヶ月ほどで出ます。
もし履歴書に書きたいなら、企業に応募前に結果が出てた方が良いですね。
もし企業への応募に間に合わないということでしたら、「〇月中国語検定〇級を
受験済み現在結果待ち」と書いておくと良いでしょう。
就職活動で中国語検定取得と同じくらい大切なこと
中国語検定は書類選考を通過するためにということを上述しました。
書類選考を通過して面接に進んだら、次に大切になるのが会話ができることです。
実際、面接では中国語を使う場面が出てきます。
中国語検定3級や2級を取得だけで満足している人が多く、面接に入って失敗する人が
実に多いです。
中国語ができる人を募集しているのは、だいたいが『中国語を話せる人』を
募集していると考えておいた方が良いです。
企業側は『中国語検定を持っている=中国語を話せる』と思い込んでいるためです。
企業は入社してから中国語の翻訳や通訳の業務がありますし、中国語を使って海外との
やり取りをしてもらうことを考えています。
面接で中国語を話せないと、企業側の期待が大きかった分の失望が大きくなります。
そうなると、たとえ中国語検定を取得していても就職活動が成功するかどうかが
微妙になるので、面接の通過を意識して会話も鍛えましょう。
中国語検定3級以上を取得して、中国語で会話ができるとなると
引く手あまたでしょう。
中国語の会話を鍛えるならオンラインレッスンがオススメです。
もしオンラインレッスンで中国語会話を鍛えたいな、と思う人は
こちらの記事もどうぞ。
まとめ
就職活動で中国語検定を活用したいと考えている人は、3級以上を取得しておきましょう。
履歴書に書けるのは3級からです。
2級を持っているとかなり有利に進めることができます。
中国語検定は過去問をひたすら解くことで、問題の傾向やクセが分かり、
また、あなた自身のクセも見ることができて、対策を打つことができます。
就職活動で書類選考が通過したら面接がありますが、中国語で会話する面接が
出てくるはずですので、中国語検定を取得して安心するのではなく、
会話ができるように鍛えておきましょう。
中国語検定を取得して、会話ができるとなると多くのが会社が欲しがります。
是非とも勝ち取ってください!
3級のテキストの紹介:
2級のテキストの紹介: