できれば簡単な方法が良いんだけど。。。あるかな?
オススメの方法があれば教えてほしい。
このような悩みについてお答えします。
今回は楽しくストレスなく中国語の読解力を上達させたい方向けです。
中国語初心者が読解力を上げるために「多読」が必要になるのですが、
教材だけを読んでいても飽きてしまうという方は「絵本」を読むことをオススメします。
毎日毎日教材だけだとなんか飽きてくることがあって、ちょっと息抜きをしてみたいと
思う時があります。
でも勉強はしないといけません。
そんな時は絵本です。
絵本は気楽に楽しく、すらすら読めそうと思いませんか?
それでは絵本について解説しますので、ぜひ読んでみてください。
中国語初心者は絵本で楽しく効果的に読解力が上達
中国語初心者が楽しく、効果的に読解力を上げるために「絵本」を読むことを
オススメします。
絵本はストーリー性があり、絵を見ながら楽しく読むことができます。
たくさん絵本を読むことにより、中国語を読むことに慣れ、中国語の読解力を
上達させることに非常に役立ちます。
あなたが子どもの頃は、絵本をよく読んだと思います。
絵本で単語を覚えたのではないでしょうか。
それと同じです。
「子どもじゃないから」と思うかもしれませんが、
中国語は初心者レベルには、実際に絵本が非常に役に立つのです。
また、私も絵本を読むことで中国語を上達させましたし、
周囲も絵本が中国語上達に役立ったとも言っています。
なので、中国語初心者は絵本を読むことがストレスなく、楽しく
効果的に読解力を上達させます。
次に絵本を読むことのメリットとデメリットを紹介します。
中国語初心者が絵本を読むメリット・デメリット
メリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
3つのメリット
2.絵が描いてあるので、物語の内容をイメージでとらえやすい
3.ピンインがふっていない
それでは一つ一つ紹介します。
難しい単語を使っていないので辞書が不要で読みやすい
絵本は難しい単語を使っていないので、辞書を使わずにどんどん読み進むことができます。
難しい単語ばかり出てくる本だと、知らない単語が出てくるたびに辞書を引くので時間がかかり、
辞書を引くことに疲れてきてしまいます。
そうすると読み進むのが非常に面倒になってきて、読むのをやめるかもしれません。
絵本は辞書を使わずにストレスなくどんどん読み進めることができます。
絵が描いてあるので、文章や単語をイメージでとらえやすい
絵が描いてあるので、文章や単語をイメージでとらえやすいのは非常に助けになります。
イメージできるので頭に残りやすく、文章や単語のニュアンスを一緒に覚えることができます。
外国語だとニュアンスの捉え方が微妙に異なることがあるので、絵を見てイメージできるのは
素晴らしいです。
ピンインがふっていない
ピンインがふってある本はありますが、ほとんどの絵本はピンインがふってありません。
ピンインがふってあると漢字を読むときに、ピンインだけを読んで漢字に目が
行っているようで行ってないことがあります。
ピンインをふっていない絵本を読むことで、漢字そのものを読むので、
漢字を読んで意味を理解するのに非常に役立ちます。
ピンインをふってある絵本の場合は、なるべく漢字だけを見て読むようにすれば
OKです。
2つのデメリット
2.外で学習する時、周囲の目が気になる
価格が若干高い
中国語の教材と比べると若干高いと感じます。
日本ではあまり入手できないので、価格設定が高いためです。
しかし、何度も読むことができますし、難しい教材で中途半端にやめるよりは
良いと思います。
何と言っても多読には効果的です。
外で学習する時、周囲の目が気になる
気分転換に家の中ではなく、カフェに行ったり、図書館に行ったりして
勉強することもあると思います。
その時に絵本を読んでいると周囲からの目が気になるかもしれません。
そうすると勉強に集中せずに終わるので、気をつけてください。
中国初心者がどのように絵本を読むと効果的か 3つの方法
ここでは絵本で効果的に上達させる3つの方法を紹介します。
2.目で文字を追うのではなく音読する
3.色んな絵本に挑戦する
それでは一つ一つ紹介します。
分かりやすい絵本を読んでいく
中国語の絵本は、日本語の絵本を翻訳したのものが多いです。
日本の絵本から翻訳したものだと、子どもの頃に読んだことがあり、
内容を知っている可能性がありますので、内容が頭に入ってきやすいです。
日本語からの翻訳でなくても、「西遊記」といった日本で馴染みのある絵本もあります。
そのような分かりやすい絵本を読んでいくことから始めるのも良いです。
目で文字を追うのではなく音読する
絵本を目で文字を追うのではなく、音読することがオススメです。
音読することにより、発音の練習になります。
一方でどの発音が苦手か、どの漢字が読めないかを把握することができるため
弱点克服の助けになります。
音読することで耳からの勉強にもなります。
音読1回は目で追って読むよりも効果は2倍も3倍もあります。
色んな絵本に挑戦する
色んな絵本に挑戦することもオススメです。
絵本によって単語の使い方や表現の仕方が微妙に違う時があります。
教材とも違う表現をするので、なかなか勉強になります。
中国語初心者の読解力を上げるのに役立つ「絵本7選」
ここでは、中国語初心者にオススメの絵本を紹介します。
はらぺこあおむし
世界中で愛されている絵本「はらぺこあおむし」です。
日本語版を読まれたことがあるかもしれません。
分かりやすいストーリーで、使わている単語は簡単で、単語数も少ないので、
取っ掛かりにはオススメです。
ぐりとぐら
日本でお馴染みの「ぐりとぐら」です。
双子の野ねずみ「ぐり」と「ぐら」の物語です。
物語も良いですが、絵も文章からのイメージをふくらませるのを
手伝ってくれます。
7冊セットもありますので、同じシリーズで多読ができます。
星の王子様
日本でも世界でも人気の名作「星の王子様」です。
ストーリーは子供にも大人にも分かりやすく、言い回しや表現が凝っています。
上の2冊より若干難しめですので、初めは細かい箇所にこだわらず、全体の流れを楽しんで、
徐々に細かい箇所を楽しんでいくのが良いでしょう。
風の又三郎
宮沢賢治の短編小説です。小説ですので、若干難易度は上がりますが、
日本語の文章と比較しながら読むことができます。
「この文章はこういう風に表現するんだ」と気づきにもなります。
水滸伝・西遊記、三国志演義・紅楼夢 4冊セット
中国の四大古典小説です。
この中の「西遊記」「三国演義」は日本で人気がある物語です。
「三国演義」は熱狂的なファンが大勢います。
「西遊記」は日本人ならほとんどの人が知っている物語です。
子供向けなので読みやすくなっています。
トムソーヤーの冒険
トムソーヤーの冒険です。
小説ですので、読むのに若干時間がかかるかもしれませんが、多読には
オススメの1冊です。
この本は、スマホで聞くことができますので、移動中なども聞き流しができます。
がまくんとかえるくん
日本でも人気の「がまくんとかえるくん」です。がまくんとかえるくんの友情物語です。
日本では小学校の教科書に採用されています。
まとめ
中国初心者が楽しく効果的に読解力を上げるのに「絵本」を読むことをオススメします。
理由は、絵本はストーリー性があり、絵を見ながら楽しく読むことができますので、
多読にはもってこいです。
絵本を読むことのメリットとデメリットです。
メリット
・絵が描いてあるので、物語の内容をイメージでとらえやすい
・ピンインを使っていない
デメリット
・外で学習する時、周囲の目が気になる
まずは1冊を試しに読んでみてください。
何度も楽しく読むことができ、読むにつれて中国語の読解力が上がっていくのを感じるはずです。
絵本に挑戦してみると、分からない単語に良く出会います。
その時は中日辞典を利用しますが、あなたに合った辞典を利用することは非常に重要です。