
中国語検定4級って、どのくらいのレベルなの?
どのくらい勉強すれば合格できるんだろう?
リスニングや筆記の対策も、何から手をつければいいか分からない…。
こんなお悩みを解決します。
中検4級は基礎力の積み重ねがそのまま結果につながる試験です。
むずかしいテクニックよりも、出題される内容と必要なレベルを理解したうえで、正しい順番で勉強することが合格の近道になります。
記事前半では中国語検定4級のレベル感・合格率・必要な勉強時間、リスニング&筆記の出題内容を、記事後半ではオススメ教材を紹介しています。
「4級を受けたいけど、何から始めればいいか分からない」という方は、ぜひ参考にしてみてください!!


中国語検定4級のレベルは?
中国語検定4級は、中国語学習の初期段階で最初の実力チェックとして受ける人が多い級です。
発音や基礎文法、よく使う初級の単語がきちんと理解できているかを確かめる内容になっています。
①中国語検定4級は入門〜初級レベルの実力
中国語検定4級は、中国語の基礎がしっかり身についていることを示す入門〜初級レベルです。
協会でも「一般大学の第二外国語で1年以上の学習程度」とされており、最初の到達目標として位置づけられています。
試験では、発音(ピンイン)、基本的な文法事項、初級単語を中心に、基礎の理解度を確認されます。



複雑な構文や高度な会話ではなく、「中国語の土台となる部分」が分かっているかがポイントですよ。
公式の出題内容に基づくと、4級では次のような基礎力が求められます。
- 日常生活で使う質問や答え方が理解できる
- 比較的短い会話文や文章の内容を把握できる
- 単語・語句のピンイン表記・声調を正しく読める
- 基本的な文法事項を使ってシンプルな文が組み立てられる
- 比較的長めの文章でも、要点をつかめる
- 日本語から中国語への簡単な翻訳(記述式)ができる
②4級レベルでできる会話・読解の目安
4級レベルになると、日常のやさしい会話や、短い文章であれば理解できるようになります。
4級が扱う範囲は「身近な場面」でのやり取りが中心だからです。
旅行や簡単なコミュニケーションなら、ゆっくり話してもらえれば十分対応できる段階といえるでしょう。
会話(話す・聞く)
- 自己紹介(名前・出身・仕事など)
- 値段・場所・時間をたずねる
- 「これはいくらですか?」「駅はどこですか?」などの基本的な問答
- ゆっくりした会話なら、旅行レベルのやり取りができる
読解
- 初級テキストの会話文なら理解できる
- 選択式の簡単な質問に答えられる
- 短い案内文・掲示文の要点がわかる
- 150〜200字ほどの文章なら、全体の内容がつかめる
旅行や簡単なコミュニケーションで役立ち始めるレベルです。
③履歴書に書ける?4級の価値と評価
中国語検定4級は履歴書に記載できますが、企業からの評価は 「基礎を学んでいる段階」 として見られることが多いでしょう。
4級は入門レベルの資格であり、仕事で使う実務レベルにはまだ到達していません。
ただし、語学学習への意欲や継続力を示せる点はプラスの評価になる可能性もあります。
4級が評価されるケース
- 未経験から中国語を学び始めた意欲を示したい
- 「語学を継続して勉強できる人」と評価されたい
- 貿易・インバウンド業界で伸びしろとして見てもらえる
企業側の一般的な評価
- 実務レベルは 中検3級以上 が目安
- 4級だけで「会話できる」とは判断されない
- しかし、「学習中の姿勢」はしっかり伝わる



実務で評価されるのは3級からですが、4級でも「中国語の基礎をしっかり学んでいる」と意欲や継続力を示す材料には十分ですよ。
中国語検定4級の概要
ここでは、中国語検定4級がどんな試験なのか、基本的な情報をまとめて解説します。
① 中国語検定4級の位置づけ(中国語検定準4級との違い)
中国語検定4級は、準4級より一段上の初級レベルの実力を測る試験です。
準4級が「入門編」なら、4級は「初級の基礎を一通り理解できているか」を確認する段階になります。
② 中国語検定4級の試験概要(試験時間・形式)
中国語検定4級は、リスニング+筆記の2科目 で構成され、合計105分で実施されます。
| 試験日 | 3月・6月・11月の第4日曜日(年3回) |
| 出題形式 | リスニング・筆記 |
| 試験時間 | 105分 |
| 配点 | リスニング:100点 筆記:100点 |
| 出題内容 | ・常用語約1,000から ・日常生活における基本的な問答,比較的長い会話文または文章の聞き取りと内容理解 ・単語・語句のピンイン表記・声調 ・基本的な文法事項及び文法事項を含む単文の組み立て ・比較的長い文章の内容理解 ・日本語の中国語訳(記述式) 引用:日本中国語検定協会 出題内容 |
| 受験料 | 5,800円(税込) |
③ 中国語検定4級の合格点
中国語検定3級の合格点は、以下の通りです。
- リスニング:60点/100点中
- 筆記:60点/100点中
どちらも基準以上を取る必要があります。
4級は基礎力を総合的に評価するため、どちらか一方で高得点でも、もう片方が基準を下回ると不合格となる仕組みです。
④ 中国語検定4級の合格率
中国語検定4級の合格率は、直近10回で おおよそ58〜69%。
基礎をしっかり積み重ねれば、十分に合格を狙えるレベルです。
第106回(2022年6月)〜第115回(2025年6月)までの過去10回の合格率データをまとめました。
| 回数 | 合格率 |
| 第115回 | 64.6% |
| 第114回 | 68.9% |
| 第113回 | 58.3% |
| 第112回 | 58.6% |
| 第111回 | 68.8% |
| 第110回 | 59.7% |
| 第109回 | 59.6% |
| 第108回 | 59.3% |
| 第107回 | 64.6% |
| 第106回 | 58.7% |
合格率だけを「もしかしたら合格できないかも…」と思う人もいるかもしれませんが、4級は基礎を着実に積めば十分に合格を狙える試験です。



単語数とリスニングをコツコツ積み重ねれば、確実に合格ラインに近づけますよ。
⑤ 合格までに必要な勉強時間の目安
中国語検定4級の合格には、120〜200時間ほどの学習時間が目安です。
4級では、単語(約1000語)、初級文法、基礎的なリスニング力が問われるため、一定のインプット量が必要になります。
目安としては次のようなペースです。
- 週7時間の学習だと約6ヶ月
- 週10〜14時間の学習だと約3〜4ヶ月
効率よく学べれば、120時間に達する前に合格する人もいます。
とはいえ、必要時間はあくまで目安。
自分に合ったペースで無理なく続けるほうが、結果的に合格までの近道になりますよ。
中国語検定4級の試験内容と出題傾向


中国語検定4級の試験は、リスニングと筆記の2つのパートに分かれています。
過去の試験を見ると、リスニング・筆記ともに初級レベルの基礎を幅広く確認する内容で、「聞く・読む・文法・単語・訳す」という基本力がまんべんなく問われます。
ここからは、それぞれのパートについて詳しく紹介しますね。
リスニングパート
リスニングパートは、大きく以下の2つに分かれます。
- 第1問:短い疑問文に答える問題
- 第2問:長めの文章を聞いて答える問題
第1問:短い疑問文に答える問題
第1問は、中国語で読まれる問いに対して、中国語で読まれる4つの選択肢から最も適当なものを選ぶ問題です。
質問と選択肢は2回ずつ読まれます。
以下第115回の短文の出題です。
長めの文章を聞いて答える問題
第2問の「長めの会話」では、中国語の会話を聞いたあとに出される質問に答えます。
それぞれの質問には4つの選択肢があり、最も内容に合うものを1つ選びます。
ここでは、長めの会話と長文が2つあり、それぞれの全文を聞いたあとに質問と選択肢が続きます。
各問題は2回読まれます。
まずは長めの会話部分です。
問題:
A:田中,这个周末你有时间吗?
B:有什么事吗?
A:我们想去海边玩儿,你去吗?
B:我也想去!可是周末我去打工。
A:那下个周末呢?
B:下个周末我去东京。
A:星期三没有课,咱们星期三去吧。
B:星期三我姐姐来我家。
A:那你什么时候有时间呢?
B:星期四没问题。
A:好的,那就星期四去吧。
B:对了,咱们几个人去?
A:一共是六个人。
B:我的车只能坐五个人。
A:没关系,开我的车去吧。我的车能坐七个人。
B:好的。那星期四见。
質問①:
田中这个周末干什么?
選択肢:
- 打工
- 滑雪
- 开车
- 游泳
質問②:
田中下个周末去哪儿?
選択肢:
- 去学校
- 去公园
- 去大阪
- 去东京
質問③:
星期三谁来田中家?
選択肢:
- 田中的朋友
- 田中的老师
- 田中的姐姐
- 田中的妈妈
質問④:
他们一共几个人去?
選択肢:
- 七个人
- 六个人
- 五个人
- 三个人
質問⑤:
他们打算哪天去海边玩儿?
選択肢:
- 星期六
- 星期四
- 星期三
- 星期天
続いて長文部分です。
問題:
我叫山田花,是大学一年级的学生,现在在大学学习汉语。星期二和星期五有汉语课。我觉得星期五的课比较难,但我很喜欢星期五的老师。
他姓李,是中国人,去年从四川来的。李老师很会做菜,他也教我们做中国
菜。
我有一个中国朋友,她叫明明,上个星期我们一起做菜时,我做了李老师教我的菜。明明吃了我的菜说:“你的菜太辣了!”我说:“那是李老师教我的。中国菜都很辣吧。”明明是南京人,她说自己老家的菜没有这么辣。我以为中国菜都很辣,原来各个地方味道都不一样啊。我对中国菜开始感兴趣了,打算今年夏天去中国尝尝各式各样的中国菜。
質問①:
山田一个星期上几次汉语课?
選択肢:
- 两次
- 三次
- 四次
- 五次
質問②:
李老师什么时候来日本的?
選択肢:
- 一年前
- 两年前
- 三年前
- 四年前
質問③:
明明是从哪里来的?
選択肢:
- 从四川来的
- 从广州来的
- 从南京来的
- 从上海来的
質問④:
明明觉得山田做的菜怎么样?
選択肢:
- 很喜欢
- 比较难
- 不辣
- 太辣
質問⑤:
山田今年夏天打算做什么?
選択肢:
- 她打算去日本做中国菜
- 她打算去中国吃中国菜
- 她打算去中国学习汉语
- 她打算和明明一起做中国菜。
筆記パート
筆記パートは、大きく5つに分かれています。
声調・ピンイン問題
同じ声調を選ぶ問題や、正しいピンインを選択する問題が出題されます。
まずは、同じ声調を選ぶ問題です。
問題:
以下の中国語の正しいピンイン表記を,①~④の中から 1 つ選びなさい。
単語:
睡觉
選択肢:
- suízhǎo
- suìjiào
- shuǐjiǎo
- shuìjiào
単語選択問題
文の空欄に入る最も適切な単語を選ぶ問題です。
文法問題
「日本語の意味に合う文を選ぶ問題」と「単語を並べ替えて正しい文にする問題」の2種類が出ます。
まず日本語の意味に合う文を選ぶ問題です。
続いて単語を並べ替えて正しい文にする問題です。
問題:
日本語の意味になるように①~④を並べ替えたときに,[ ]内に入るものを
選びなさい。
文章:
学校の向かいに書店があります。
学校_ _ _[ _ ]。
選択肢:
- 一家
- 对面
- 书店
- 有
長文問題
長めの文章を読み、内容に合う答えを選ぶ読解問題です。
文章(一部):
老刘今年六十五岁,已经不工作了。他每天 ⑴ 早上六点起床,然后去家后面的小河边
散步。早上的空气很好,河边的树也很美,他觉得很舒服。
早晨,老刘的老朋友・・・
問題:
空欄⑴を埋めるのに適当なものはどれか。
選択肢:
- 都
- 也
- 是
- 又
中訳問題
日本語を中国語に訳して書く問題です。
過去問題を見返そう
日本中国語検定協会の公式サイトでは、過去問題と解答が公開されています。



出題の傾向や難易度をつかむには、まず過去問をチェックするのが一番の近道ですよ!!
中国語検定4級に合格するための勉強法(ムダなく効率化)


4級合格のために大切なのは、「やることをシンプルにして、ムダなく進めること」 です。
基礎をしっかり押さえれば、誰でも合格を目指せますよ。
ここでは、初心者が特につまずきやすいポイントを中心に、合格に近づく学習のコツを紹介します。
- 過去問で全体像をつかむ(最初に必ずやるべき)
- ピンインと発音・声調をきちんと押さえる
- よく出る単語は文章ごと覚える
- リスニングは速さに慣れることが最重要
- シャドーイング・ディクテーションで中国耳を作る
① 過去問で全体像をつかむ(最初に必ずやるべき)
4級合格の最短ルートは、まず「過去問で全体像をつかむこと」です。
初めて中国語検定を受ける人は、問題形式・難易度・時間配分を知らないため、過去問を1回見るだけで 何をどれだけ勉強すればいいかが明確になります。
- 1回目はリラックスして解く(点数は気にしなくてOK)
- リスニング/筆記の全体構成を確認
- 間違えた問題だけ印をつける
- 翌日にその印部分だけもう一度解く
4級の出題形式はほぼ固定されているので、過去問で「弱点の見える化」をすることが効率アップの最大の近道です。
② ピンインと発音・声調をきちんと押さえる
4級合格の土台は、ピンインと声調の理解です。
ここが曖昧だと、単語もリスニングも文法も全部つまずきやすくなります。
筆記では「声調・ピンイン選択」が出題され、リスニングでは「正しい音を知っているか」が聞き取り精度に直結するからです。
- 声調カードを作って声に出す
- アプリで音を聞きながら、発音をまねする
- 音読を毎日3〜5分だけ習慣化
- 「ピンインを見て発音できる状態」を目指す
ピンインと声調が分かると、すべての学習がスムーズに進みます。
4級の最優先ポイントなので、ここだけは丁寧に固めてくださいね。
③よく出る単語は文章ごと覚える
4級は約1000語の単語数が目安ですが、単語を「意味だけ」覚えるのは効率が悪いです。
- 新しい単語を使って1〜2文の短文を作る
- 「買い物」「移動」「食事」などテーマ別で覚える
- 中国語+ピンイン+日本語でカード化して復習



文章で覚えると、穴埋め問題・読解にも強くなりますよ。
④リスニングは速さに慣れることが最重要
4級のリスニングはテンポが速く感じる人が多いです。
だからこそ、毎日5〜10分でも聞いて「スピード慣れ」させることが大切。
おすすめの進め方:
- 最初は0.8〜0.9倍速でゆっくり
- 慣れたら等速(1.0倍)
- 最終的には1.1〜1.2倍速へ
スピード慣れすると、短い疑問文・長文の両方で得点しやすくなります。
⑤シャドーイング・ディクテーションで中国耳を作る
リスニング力を一番伸ばすのはこの2つがオススメです。
ディクテーション:
聞き取った内容を文字で書く→ 語順・音のつながり・弱音化まで正確に聞き取る力が鍛えられる
シャドーイング:
音声を少し遅れて真似して読む→ リズム・発音・抑揚を「体で覚える」
精密に聞く(ディクテーション)×流れで話す/聞く(シャドーイング)
この2つを交互に回すと、スピードと正確さの両方が伸びて、得点源になります。
受験者に人気のおすすめ教材3選
中国語検定4級の教材がとても豊富ですが、「どれを選べばいいの?」と迷う人も多いですよね。
ここでは、実際の受験者から支持されているオススメの3冊を紹介します。
①改訂版 キクタン中国語【初級編】中検4級レベル
中国語検定4級に必要な語彙を、1日16語のペースで効率よく覚えられる単語帳です。
音声付きなので、単語だけでなく 発音・声調も同時に習得できる のが大きな魅力。
例文も短く読みやすいため、中国語を学び始めたばかりでも無理なく続けられます。
4級の穴埋め・読解問題は「語彙力」がそのまま得点に直結するので、まず語彙の土台を作りたい人にぴったり。
こんな人におすすめ
- 単語学習の教材選びに迷っている
- 音声を使って発音も身につけたい
- スキマ時間にコツコツ続けたい
② 絶対合格!中国語検定4級
中国語検定4級対策で特に人気の定番問題集です。
リスニング・筆記をバランスよく学べるように作られており、1冊で総合対策ができます。
声調・ピンイン・語順・穴埋め・読解など、初心者がつまずきやすい部分を 丁寧な解説付きでフォロー してくれるのが大きな強み。
リスニング音声も付いているため、基礎固めから試験対策まで幅広く使えます。
こんな人におすすめ
- 「まず1冊」で4級対策を完結させたい
- 解説が丁寧な教材がほしい
- 早い段階で本番形式の問題に触れておきたい
③ 中国語検定対策4級問題集
『中国語検定対策4級問題集[三訂版]《CD付》』は、中国語検定4級の本番をほぼ完全再現した実戦問題集 です。
リスニング・文法・語彙・読解まで、全パート(第1部〜第5部)を試験と同じ構成で収録。
付属CDでリスニング練習もできるため、音声のスピードや問いの形式にも自然と慣れることができます。
こんな人におすすめ
- とにかく演習量をこなして4級レベルを固めたい
- 過去問の代わりになる“本番形式”の問題集が欲しい
- 時間を測って本番さながらの模擬演習をしたい
中国語検定4級を独学で合格するコツ
独学でも十分に合格できるのが4級です。
ただし、継続できる学習スケジュールと、無理のない学習法が大事。
ここでは、社会人・学生どちらでも取り組める現実的な勉強法を紹介します。
100〜150時間で合格する学習スケジュール
4級合格に必要なのは120〜200時間ですが、効率よく進めれば100〜150時間でも十分に到達できます。
- 週4日 × 1.5時間:単語・文法
- 週2日 × 1.5時間:リスニング
- 週1日:総復習+過去問
ムリなく続けられるスケジュール設計が、挫折せずに合格への近道です。
社会人・学生別の時間確保術
社会人の方は、通勤時間・休憩時間・寝る前の10〜15分を上手に使うのがおすすめです。
たとえば「朝は単語」「夜はリスニング」と、時間帯によって学ぶ内容を分けると継続しやすくなります。
学生の方は、授業のスキマ時間や自習の合間を中国語タイムに置き換えるのが効果的。
音声教材やアプリを使えば、場所を選ばずに取り組めますよ。
4級の学習は、短い時間でもコツコツ続けることで知識が定着していきます。
「毎日少しでも触れる」ことが、独学で合格する一番の近道ですよ。
モチベーションを維持する習慣と工夫
独学の大きな敵は「続けられないこと」です。
そこで役立つのが、小さな達成を見える形にしていく習慣になります。
たとえば、
- 今日は10単語覚えた
- リスニング1問正解した
- 声調の復習ができた
こんな一言メモだけでもOK。
目に見える成果が積み上がると、自然とやる気が湧いてきます。
また、中国ドラマ・音楽・ショート動画など、好きなコンテンツを取り入れるのもおすすめ。
楽しみながら続けられる環境を作ることが、合格への近道ですね。
中国語検定4級合格者の体験談
4級に合格した人の声は、これから挑戦するあなたにとても参考になります。
ここでは、合格者が何に苦労したか、どの瞬間に成長を感じたかを紹介していきます。
リアルな経験談から、自分の学びに活かせるヒントが見つけられますよ。
合格者が苦労したポイント
4級の合格者が最も口にするのは「リスニングが意外とむずかしかった」という声。
- 声調の違いで意味が分からなくなる
- 疑問文が聞き取れない
- 知らない単語が出ると流れがつかめない
リスニングは誰でもつまずきます。
ディクテーションやシャドーイングを続けた人は、聞き取れる瞬間が増えてきて、学習が一気に楽しくなっていきますよ。
4級合格後に感じた変化と自信の成長
合格者の多くが感じるのは、「中国語って本当に通じるんだ!」という手応え。
- 簡単な中国語で会話ができた
- 中国語のSNS投稿が少し読めた
- 観光で案内文が理解できた
こうした小さな成功体験が、大きな自信につながります。
4級に合格すると、「次は3級に挑戦したい!」という気持ちが自然と湧いてくる人がほとんどです。
4級の合格はゴールではなく、学習の本格スタート地点なんですね。
中国語検定4級合格後のステップアップ
4級は中国語の基礎力が身についた証明。
ここから、あなたの目的に合わせて学習を広げていく段階に入ります。
次は中検3級・HSK3級を目指す
4級合格後に多くの人が挑戦するのがこの2つ。
- 中検3級:基礎会話・文法の理解度をさらに深める試験
- HSK3級:実用的な会話・リスニング力を重視
仕事で活かしたいなら「中検」、会話力を伸ばしたいなら「HSK」が相性が良いです。



4級で学んだ語彙・文法は、中国語検定3級やHSK3級の土台として活かせますよ。
4級レベルを生かす学習方法
4級レベルになると、今後は「使いながら覚える」ステージに進めます。
おすすめの実践法は:
- 中国語日記(1行でOK)
- 中国語SNSをフォロー
- 中国語音声を聞き流す
- 中国語アプリで短文練習
机の勉強だけでなく、生活の中で中国語に触れると、知識の定着が一気に早まりますよ。
まとめ:中国語検定4級は「基礎固め」の資格。ここを通過して次のステップへ!
中国語検定4級は、中国語の基礎を学んだ人がまず目指す資格です。
まずは過去問とおすすめ教材で合格をつかみ、合格した後は3級を目指して進んでいきましょう!!
4級合格したら、3級を目指してみましょう!
4級のために勉強したことが必ず役にたちますよ!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
この記事があなたのお役に立っていましたら大変うれしいです!



