HSK5級を取得したから中国語をある程度読めるんだけど、いざ話そうと思っても言葉が上手く出てこないんだよねえ。。。なんでだろう?
どうしたら話せるようになるのか知りたい
このような疑問にお答えします。
中国語を読むことができても、試験の点数がどんなに良くても
中国語を話すことができなくて悩んでいる人は結構多いです。
英語のテストが良くても話せない人は山ほどいるのと一緒ですよね。
今回は中国語を読めるけど話せない人向けに書いています。
✔本記事の内容
・中国語を話せるためにするべき3つのこと
この記事を書いている私は、ゼロから中国語を学び始め、
今では中国語を使って仕事をしています。
3分ほどで読める記事ですので、ぜひ最後までお付き合いいただければと
思います。
中国語は読めるけど話せない理由
中国語は読めるけど話せない理由は、読むのはインプットで、話すことはアウトプットだと
いうことです。
インプットは覚えることが重要で、アウトプットは使えることが重要です。
読んでいる時に一つの単語が分からなくても前後の単語から意味を推理したりすることができ、
中国語だと漢字から意味が分かり、分かったつもりでいる時があります。
例えば、TOIECで高得点を取る人でも英語の読み書きはできるけど話すのは苦手であったり、
学校の英語のテストや受験の英語のテストで高得点を取る人も話せない人は結構います。
日本語でも読むことは出来ても話す時にでてこない単語もありますよね。
話す時は、何をどのように話せばうまく伝わるかを考えて言葉にします。
いくら読み書きができても、話すことができるとはならないからです。
中国語は読めるけど話せない理由は、インプットとアウトプットと違う行為なので、
それぞれ違う練習が必要です。
ここからどのようにすれば話せるようになるか、私の実体験からお話しします。
中国語を話せるようになるためにするべき3つのこと
中国語を話せるようになるためにするべきことは3つです。
私はこの3つをすることで中国語がだんだん話せるようになりました。
- 恥ずかしいという気持ちを克服する
- 会話の練習時間を多くする
- 会話をすることで語彙を増やす
恥ずかしいという気持ちを克服する
中国語を話す時に「恥ずかしい」という気持ちを克服することです。
言ってみれば「恥をかきたくない」という恐怖心に打ち勝つことです。
これはなかなか難しいですが、中国語を話せるようになるための出発点で
一番重要な要素だと思います。
恥ずかしいという気持ちがあることで、中国語を話すことをためらいます。
学校の授業では間違えないようにすることを教えられて、間違えることは
恥ずかしいこととされているので、間違えるかもと考えると話すことを避けてしまいます。
また、自分より上手い人の前で話そうとすると「レベルが低い」と思われるのが嫌なので
話すことを避けようとします。
中国を話すことをためらっているとずっと話せない状態が続きます。
「恥ずかしいと思うのは気持ちの部分だからそんな簡単にできないよ」と思う人もいますが、
それは非常に理解できます。
なぜなら私も初めは間違えるのが恥ずかしいという気持ちはありました。
しかし、徐々にですが克服でき、今では中国語を話せるようになっています。
間違えて当然と開き直って勇気をもってどんどん中国語を話すことで
恥ずかしいという気持ちを克服することができます。
あと、大勢の前で話すのも良いと思います。
大勢の前で話すことはなかなか度胸がいりますが、恥ずかしいという気持ちを
克服するための即効性があります。
会話の練習時間を多くする
中国語の上達させたいなら、会話の練習時間を多く取りましょう。
テストに向けてテスト勉強を多くしたことで、中国語の単語や文法を覚え
文章が読めるようになったはずです。
同じように会話の練習に時間を取ることで会話ができるようになっていきます。
会話の練習時間が取れたら、あなたは聞く時間より話す時間を多く取るようにしましょう。
話す時には、何を話すか、どのように話すか、どの単語を使えば良いかを考えてから口に出します。
話せば話すほど、話すために考えることが早くなっていきます。
話すことを考えることが多くなると、中国語の単語が分からなかった時や単語が出てこない時は、
その単語を表現するために違う言い回しができるようになります。
日本語で話す時も時々単語が出てこない時はありませんか?
その時は相手に伝わるよう何とかして説明しますよね。
中国語も同じで単語が出てこない時はあれこれ考えて、何とかして伝えようと考えるものです。
あとは、話す機会を増やすと上記の「恥ずかしい」という気持ちの克服にも役立ちます。
日本にいると中国語を話す機会が少ないので、オンラインレッスンや中国語教室に
通ったりすることで機会をつかむことができます。
お金はかかりますが、早く中国語を話せるようになる意味では非常に有益です。
会話をすることで語彙を増やす
会話をして語彙を増やすことで、どのような話題でも誰とでも話せるようになっていきます。
会話をする人が変われば話題が変わり、話題が変わると使う単語が違ってきます。
ただし、語彙を増やすまで会話をしないという意味ではありません。
会話をしながら表現したいけど単語を知らない、相手が話している中で知らない単語が
出てきてそれらを覚えることで語彙を増やす方が活きた会話が出来るようになります。
初めは教材のフレーズを覚えることでも会話の練習になりますが、その後は会話をすることで
新たな単語、新たな表現方法を知ることでより一層あなたの表現力の幅が広がります。
なぜか人が使った表現方法を恥ずかしがって使わない人がいます。
理由として「真似になるから嫌だ」というのですが、この理由だけで真似しないのは
非常にもったいないことです。
良い表現を聞いたらすぐに真似して使えるように心掛けることが会話が
できるようになるうえで重要なことです。
会話をすることで語彙や表現方法を増やすことが、色々な人と様々な話題を
話すことができるようになります。
まとめ
中国語を読めても会話ができないことは、実は多くの人の悩みです。
中国語を話せない人は、この3つをすれば話せるようになります。
- 恥ずかしいという気持ちを克服する
- 会話の練習時間を多くする
- 会話をすることで語彙を増やす
まず恥ずかしいという気持ちを捨てること、間違えるのは当たり前と思うことが
出発点です。
簡単には恥ずかしいという気持ちを捨てることはできないので、会話練習を
多くして実践を積むことで克服することができます。
克服しさえすれば、そこからどんどんとあなたの中国語の会話レベルは
伸びていき、将来はかならず活躍できます。