中国語に興味が出て勉強を考えていて調べてみると、中国語って何種類もあるからどれを学んだら良いんだろう?
一番役に立つのは何だろうか?
中国語初心者が中国語を学ぼうとしてこのように悩むことはよくあります。
中国語、広東語、上海語、台湾語など、何種類もありますが、
あなんたが選んだ言葉が、使う範囲が実は狭かったら悲しいですよね。
中国語初心者は普通語を学ぶことがオススメです。
普通話は中国語圏ではどこでも使えます。
そこで今回は、なぜ普通語を学ぶのはオススメかについて解説します。
中国語初心者が学ぶのは普通語がオススメ
結論として中国語初心者が学ぶのは普通語がオススメです。
理由は、中国の公用語は普通語だからです。
中国の公用語は「普通話」と呼ばれ、日本人が認識する中国語です。
中国は非常に広大で、56もの民族が住んでいます。
中国では使われている言葉も、その地域での言葉(方言)であったり、
民族特有の言葉であったりと、
それぞれが全く違うものと言っても良いほどです。
そのため、地域と地域の間、民族と他の民族の間で通じる言葉として
公用語となる普通語が採用されました。
広東語圏でも普通語は通じる
香港・マカオ、広東省や広西チワン自治区で一般的に使われているのが「広東語」です。
日本では、香港映画などの影響で広東語も有名です。
普通語と広東語は全く違う言語です。
どのくらい違うかと言いますと、日本語と英語くらい違うと言っても
言い過ぎではないと思います。
しかし、広東語が使われている地域でも普通語は通じます。
普通語を学校で学んだり、テレビやラジオでは普通語が使われているためです。
広東語圏の人たちが使う普通語の発音は、普通語圏の人が使う普通語の発音とは違い、
どちらかというと、外国人が話す普通語の発音に近いように感じます。
中国語初心者が普通語を勉強すると中国以外でも使うことができる
普通語を学べば、中国以外でも使うことができます。
台湾、シンガポールでも普通語は通じます。
台湾やシンガポールの街中を歩いていると、普通語がよく耳に入ってきます。
台湾でも普通語は一般的に使われている言葉で、「華語」と呼ばれています。
中国人が話す中国語と台湾人が話す中国語では、若干のイントネーションの違いや
使っている単語が違う時がありますが、ほとんど通じます。
特に台湾人が話す普通語は非常に聞き取りやすく
優しい普通語を話す印象を受けます。
中国と台湾では使われている漢字が違います。
中国では「簡体字」、台湾では「繁体字」が使われています。
中国語圏以外でも各国に中華街があるので、その場所に行けば
中国語が通じます。
このように普通語は、様々な国で使うことができます。
どの中国語を勉強すれば良いか迷っている人は、普通語を勉強することをオススメします。
まとめ
どの中国語を学べば良いか迷う場合は、「普通語」を学ぶことをオススメします。
普通語は、中国、台湾、シンガポールなどの中国圏でも普通に通じ、
普通語を学ぶと様々な国で使えるようになるためです。