中国語を勉強しようとして色々調べていると、
「簡体字」と「繁体字」の2種類が出てきます。
どちらを学んだ方が良いのか、悩んでいませんか?
今回は、このように悩む方に簡体字を学ぶことをオススメすることと
その理由を紹介します。
簡体字と繁体字のどちらを勉強すれば良いか悩むなら簡体字を学ぶ
私のオススメは簡体字から勉強することです。
その理由を簡体字と繁体字の違いと共に紹介します。
簡体字と繁体字の違いについてを紹介
中国語には「簡体字」と「繁体字」の2種類が使われています。
簡体字と繁体字を簡単に説明しますと、
・覚えやすくするために画数を減らした漢字
・画数が少ないため、書き慣れると非常に便利
・元の漢字が分からない時がある
・昔から使われている伝統的な漢字
・日本の漢字に近い
簡体字と繁体字が以下のよう違います。
同じ中国語でも、国や地域によって、
簡体字を使ったり、繁体字を使ったりしています。
簡体字と繁体字はどこで使われているのか?
簡体字は主に、中国、シンガポール、マレーシアで使われています。
繁体字は主に、台湾、香港、マカオで使われています。
(香港、マカオは基本的に広東語です)
同じ繁体字でも、国によって書き方が異なることがあります。
例えば
書き方が違うとはいえ、漢字を見れば何となく意味が予測できます。
台湾では繁体字が使われていますが、漢字の読み方は中国語(普通話)読みと同じです。
簡体字を勉強することがオススメです
中国語を勉強する時、簡体字と繁体字のどちらを勉強で悩んでいるのでしたら、
まず簡体字を勉強することをオススメします。
私の経験から言いますと、簡体字は覚えないと読むことができません。
初めて見る繁体字でも大体は読むことができます。
繁体字は日本にある漢字、あるいは日本にある漢字をちょっと複雑にした漢字なので、
何の漢字か予測することができます。
簡体字は省略しすぎて、元の漢字が分かりません。
私の台湾の友人も簡体字は予測できないので、勉強しないと読めないと言っていました。
簡体字の勉強した方が良い他の理由として、繁体字中心の教材を見つけるのが難しいためです。
簡体字の教材は数多く見つけることができます。
まとめ
簡体字と繁体字のどちらを学べば良いか迷う場合は、簡体字を学ぶことがオススメです。
簡体字は元の字から離れて過ぎていて読めない場合が多く、勉強しないと読めません。
繁体字は見れば、元の字からあまり離れていないので、大体分かります。
そのため、簡体字を勉強することをオススメします。
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